大会当日 朝 5時20分ごろ起床。


まずはオカカのおにぎりをポカリスエットで流して胃にほりこんだ。


座薬を入れてなんとか走れる状態。


こんなドーピングで出したタイムなんて…。


ディクトンを体の部位に塗りこみながらある考えが僕の中に浮かんだ。


それは昨日 はじめて会った方に対してやった。


そのことをスタートする前まで僕の中で考えていた。


奴はフルが今日始めて、そして26キロまでしか走ったことがないらしい。


僕は去年の東京マラソンが二度目のフルだった。


その数ヶ月前にホノルルでフルを走ったがアクシデントで後半歩いてもうた。


だからゴールでの感激は正直なかってん。


そして第一回東京マラソンを歩くことなく完走してゴールを見たとき僕は泣いた。


この感動をずうずうしいが奴にも味合わせればと思った。


どうにか歩かずにゴールだけを目標にして。


僕とアイツは昨日はじめた会った。


今日何時間か一緒に走って、打ち上げしたらもう二度と会わないと思う。


奴は僕の顔はもちろん、名前さえスグに忘れるやろう。恐らく(僕やったら) 


それでいいと思う。


でも初フルで完走した感動は一生覚えていると思う。


この大会がある限りいくつになっても見て心を輝かせると思う。


そのお手伝いができれば幸せや。


そんな思いでスタートを待った。


スタート会場は人であふれていた。



   


ポンチョにホカロンを貼るんやけどはがれるからウェアーにつけた。


そんで荷物を預けにトラックを探した。


   


見よ!この天気!


去年は都庁の上は霧がかかって見えへんかった。



   

奴は下痢気味やからトイレに行ってもらい。


その間に僕は座薬を入れた。


奴がトイレから出てきて整列時間が押してきたんで走った!


周りの皆さんもかなり焦って走ってた。


スタートまで15分ほど。


僕はいつものどうにかなるやろう~って思ってた。


去年もそうやったから。


   


スタート前は流石に皆さん緊張のご様子ですな(≡^∇^≡)


スタート1分前の様子です。



   


このとき僕はこの後に来る試練を知るよしもなかった。