どうも、久しぶりの更新です。
年単位での更新is何なんでしょうか、忘れがち問題どうにかしないとですね()
という事で、改めてHibikiです。
元気ですよ、ええ。
今はあちこち転職を繰り返して、また楽器屋に戻ってきました。
Landkarteは解散しまして。
間にAzurite Bulletってバンドをやって解散して。
今はaxes crownってバンドをやってるらしいです。
氷華ちゃんも元気です。
ニコニコと隣で共に円満な生活を送ってます。
さて。
そんな我が家に5年振りぐらいに新しい子がやって来ました。
GrassRoots Antelope-KERBEROSⅡ
White Limited Model
ESP×とらねこフォークロアコラボモデル
命名:ケロちゃん(コンプラにより削除されました)
10年くらい前でしたかね、ESPとコラボして発売されていた限定生産品でして。
通常発売されたAntelope-KERBEROSは黒だったのですが、後にストーリー完結記念で再販が決定した際に発売される事になった限定カラーです。
当時コミックBLADEにて連載されていた、東まゆみ先生原作のダークファンタジー漫画「とらねこフォークロア」にて、メインヒロインである五百住響(いおずみきょう)ちゃんが使っていたモデルです。
本来は通常のESP Antelopeなのですが、使い魔であるケルベロスのタローが憑依する事により、この姿に変化するというマジカル☆ウェポンなのです。
五百住響ちゃん&タロー↓
東まゆみ先生といえばエレメンタルジェレイドのイメージがありますが、それ以外にもこの作品がある事を知る人は極小数かなと。
とても面白いので興味があれば是非読んで見て欲しい。
作中に登場するAntelopeだが、実は東まゆみ先生自ら作画に忠実に再現したいとの事で、過去にESPの店へ貸出を依頼された事があったらしく。
そのおかげかとても細かく描写されているのも注目ポイントの1つ。
当時の表紙がこちら。
見ての通りのクオリティである。
さすが東まゆみ先生、フロイドローズブリッジやベベルドカットの描き込みが素晴らしいです。
さて。
今回何故このギターを入手する事に成功したのか?
……入手経路は載せたら怒られそうなので企業秘密です!
たまたまデッドストックが眠っていて、それを放出する機会に運よくたまたまカチ当たったわけです。
このギターとの出会いは約10数年前、当時高校生のHibikiはどのギターを買うか悩んでいた時期に遡ります。
「何かカッコイイギター無いかなぁー…」と、当時楽器屋に設置されていたESPのカタログ(2012年版)をパラパラと捲りながらぼんやり眺めていた所…
AntelopeやForest等、ESPを代表する変形モデルに目を惹かれますが…
「高ぇ、これは買えんわ()」
──Hibiki、2012年心の叫び
当時高校生のHibikiさんの小遣いやバイト代では流石に手が出せない金額でした。
(当時価格50万程度)
そこで目を付けたのがESPのエントリークラスである「GrassRoots」。
5-8万円程度でESPの一部モデルが作られていて、初心者向けの価格帯にして高クオリティのビジュアルを誇るエントリークラスブランド。
今でこそまともな作りで価格の割にはそこそこいい音が出るギターですが、当時はかなりの酷評でした。
「安ギターだし加工も荒い、音もそんなに良くは無い」等と揶揄されdisられる事も多々…
が、そんな事はどうでもいい。
安くても見た目がかっこよければいいんです。
(自論、諸説あり。)
そんな感じでパラパラと捲っていると1つのページに目が止まる。
「エレジェの作者の東まゆみ先生の短編マンガのギターだ!?スゲェ!こんなんあるんだ!」
お値段64800円、これなら買える。
これぞまさしくヤック・デカルチャー。
突然Hibikiに電流走る。
しかしここで問題が1つ。
そう、何を隠そうこのモデル。
「店頭購入が出来ない」のである。
当時、マックガーデンストア限定での販売となっており、PCで通販をしなければ買えないモデルだったのです。
高校生にして自分のPCを持っていないHibikiさんは泣く泣く諦めてTokaiのストラトでギターを始めたのであった…
-完-
しかし諦めきれずに10数年…
時は流れ2023年秋、10月。
今の今になって突然の再会を果たしたHibiki。
上司「今日のセールの特価品、リスト外追加でケルベロスも出すからね!」
ひ「ケルベロス………ケルベロス!?マジすか!?」
お値段も企業秘密。
表示価格よりは少し負けてもらって買わせて頂きました。
東まゆみ先生ファンとして、とらねこフォークロアファンとして、五百住響ファンとして。
ようやく手にすることが出来たAntelope-KERBEROSⅡ。
長年の夢が叶いました、ありがとうESP。
今でも我が家に原作は全て単行本があるくらいにはファンのまま。
早速バンドで使っていこうと思います。
ファンである以前に、バンドマンでギタリストなんで。
弾いてやらないと響ちゃんにも失礼かなって。
ということで。
載ってるピックアップはおそらくグラスルーツ純正ピックアップだと思うので、後々交換して行こうかなと。
当時発売されていたESP Antelopeは確かフロントにSHR-2n(Hot Rail)、リアにTB-4(JB Trembucker)が乗っていた様な…
現代仕様に合わせて載せ替えてみようかしら…?
SH-16(Custom Hybrid)とかも楽しそう…!
夢がひろがるプラズマな秋の日でした。
次は改造してからかな…?
いつになるやら。
ではまた。
Hibiki