合格をもぎ取る為の最後の切り札が寄付金だ。私学だからこそ、また、ある程度融通の利く学校法人かつ富裕層を受け入れるべく環境整備に余念が無ければ法整備とは別にまだまだ有効だと考える。


国公立ではあってはならない公正公平を求められる入試でも、私学となれば話は別で何と言っても一企業だからこそ、学校法人だからと聖職だからと赤字垂れ流しではやっていけないし、潤沢な資源があればより魅力的な学校経営が出来る。


以前、塾向け説明会にて某私立高校の校長も

私達私業は運命共同体とも言える。手を取り合ってより良い学校、塾教室にしていきましょう!と仰っていた。


現在は法整備等も進み求めてはいけないらしいが、受験生側からアピールしたいことが有る旨申し出られたら、内容如何でそのアピールが通用する可能性は無きにしもあらずだろう。


私学は商人なのだから商人通し、阿吽の呼吸でやっていけば良いと思う。

杓子定規ではやっていけないのが世の中なのだから、昔から黄金色の菓子がある様に魚心有れば水心、表と裏、本音と建前、馬鹿正直が世の中全てでは無い。


正面突破や公正公平を良しとするのは青二才とはよく言ったものだ。また最近は青二才のまま大人になり正論振りかざすだけの世間知らズが増えたように思える。

昭和の考えなのかもしれない。ただまだまだ昭和の考えだって捨てたもんじゃない。