見渡してみると先生と呼ばれる職業で最も貧乏臭いのは小学校や中学校の先生では無いだろうか?

また、学習塾の講師も同様だ。


上位の学校に合格させる為に通っている教室で、その目標校出身の講師に習う、素晴らしいことではあるがその先生がいつも同じ服だったり、たまにするプライベートな話が貧乏臭かったりしたら、それを聞いている生徒はこう思うのでは無いだろうか?

「あの学校に合格しても、この程度の給料しか貰えないのか?」

或いは

「あんなに良い大学出身なのに貧乏臭いな、勉強したって意味ないのかも。」


プロ野球選手やプロサッカー選手がよく口にするのが、子ども達に夢を与えたい!プロ野球選手やプロサッカー選手になりたいと思ってもらいたい競技人口を増やしたい!

だからこそ年俸も高額を求めていくし、高級車や豪邸、時計でも服でもアクセサリーでも派手なものや高額品を身につけたりしている。


予備校講師の方々はギャラ事情だったり、移籍した経緯話されたり、昔の有名講師の豪快話等も披露されたりするが、SAPIXや早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚等の人気講師が高額給料だったり、大金積まれて移籍した話は聞いたことがない。グノーブルはSAPIXより待遇面は良いのだろうか?

所詮はサラリーマンなので無駄に贅沢しないのだろうが、それでも子どもたちに身近な職業でこれだけ夢がない職業も無いのではないだろうか?


勤務先にも社会人講師が在籍しているが、どうにもこうにも貧乏くさい!何時の時代のコートなのか?スーツも同様。持ち物から着ている物、食事その他年収200万くらいで生活しているかのような、大学生より貧乏くさい話しかしない。しかしながら、彼は有名私立中学から高校を経て私立最高位とも言えよう大学出身で以前の勤務先では社会人相手に授業するなど塾業界では比較的エリートな経歴を持っている。


だが、そんな彼を見て、授業を受けて、先生みたいになりたい!とは全く思われていない様子だ。かつての教え子たちとも連絡は取り合っていないしその後は興味無い素振りだ。確かに、元教え子が結婚するからと報告に来たところで、おめでとうのひと言くらいしか渡せないようでは、生徒も顔出ししようとは思わないだろう。


大学生講師は、アルバイトであるしそこまで意識するものでもないだろうが、せめて社会人講師なら、それなりに子どもたちに夢を持たせるくらいの気概で給料を上げていき、良い学歴を持てばこんな事ができる!と自慢話の1つや2つ出来るくらいにはして欲しい。


私のように副業で講師をやっているようなら生活費にも余裕はあるだろうからそれも可能なのでは無いだろうか?


くれぐれも、

良い学校に合格したって、先生みたいな貧乏くさい生活しか出来ないじゃないか!だったら勉強なんて意味が無い!

とは言われないように努めたいものだとは思わないだろうか?