入学式や入社式が一段落し、いよいよ新年度がスタートしたわけだが受験界隈では入試総括も始まっている。来年に向けて受験情報競争はスタートしているのだ。

表題の件、豊島岡女子の入試報告会

学校のホームページの入試情報からYouTube動画が観られるのでぜひご覧頂きたい!

「生活の中で用いられる、生きた言葉で差がついている」

「言葉は自ずと増えていく。他人の話をよく聞き、自分の内面を見つめて判断する」

「知識をどう増やし、自分の世界をどう広げるか」

を考えさせる良い話だった。塾技とか受験テクニック等を否定するかの如く語彙力とは親子の会話と親の背中で育まれると説いている様にも聴こえたのは私だけだろうか?


生徒達、或いは保護者もだが、塾に期待することとして、タイパやコスパを軽々しく話す輩がたまにいる。勿論こちらとしても最大限努力するのだが、定期テスト前、対策授業として国語一コマだけ受講し、長文読解苦手なのでぱぱっと解けるテクニックだけ教えて貰えればいいから!と何を言っているのかよくわからない事を耳にしたりする。その手の親は簡単にMARCHくらいは受かりたいと話すし努力は苦手なので近道を露骨に求め、最低限でもこのくらいはやって欲しい旨説明しても理解を示す事は無い。

またそんな親ほど語彙力も低ければ言葉遣いも決して褒められたものではなく、それは学歴とは関係無く、そこそこの大学を卒業していても残念な感じしかしない。


先ずは親が子どもたちの手本になる言葉遣いと語彙力を持ち、それを維持するために何を観て読み聴くのか?実践している姿を子どもたちに見せてほしい。

毒親として甘やかすのでは無く、スパルタでも無く、塾や学校にお任せという放任主義っぽい放置プレイでも無くて正面から向き合って欲しい。


我々もまた技術や技に頼らない、国語だって文章中に答えの無い、全体を俯瞰して答えを自ら考え出す真の読解が出来るように授業をやってみたいものである。まぁこれこそ学校がやるべき授業であり、塾屋がどうこう言う話でも無いのかもしれないが。


学歴では無いと先程書いてはいるが、高学歴でもただの得点取る勉強だけしかしてこなかった真の学力が乏しい人が多いという意味でそもそもFラン出身者は期待していない。そんな中でも社会人になり荒波に揉まれ研がれ鍛えられ、人として立派な大人となった人はチラホラ見つけられる。それだけ素晴らしい人物は大学なんて必要としていないのだろう。


職業に貴賤無し!クズみたいな職業にも凛とした人がいて誰もが羨む会社に入ってもゴミ以下害悪でしか無い人もいる。


クソみたいな毒親にタカって利益を取ろうとしている塾屋なんかは蛆虫みたいな物なのでそこまで期待もしてほしくは無いが、、、