東京都にてスクールカウンセラーの契約満了による解雇がニュースになっている。

 


経験豊富なカウンセラーを一斉に解雇との事だが、そもそも単年契約だし、継続雇用の約束は無い訳だから、東京都には何の非も無いのだが、たまたま契約満了による解除が多数居て、かつ勤続年数が多かったりしたのでニュースにした様子。半分は言い掛かりだ。既得権益に固執したベテランカウンセラーが組合を利用して問題にしている。

何しろ週1勤務で年収200万!
2校勤務なら400万!

毎年多くの心理学系学卒者達はこの既得権益により、中々良い就職先が見つからなかった事だろう。これだけ稼げるからとカウンセラーの資格取得に勤しんでも、いざ、就職となると既得権益にしがみついたベテランが離そうとしない。なんなら単年契約の職場すら組合を通じて何とかならないのか?経験値を盾にして温情にすがろうとする。しかも2校だとか美味しい契約は根刮ぎ欲しがる浅ましさ。

確かに経験値はかなり有効であり、同時に複数の学校を担当していれば類似ケースにも対処し易い等のメリットは理解出来る。それなら若手や経験の浅いカウンセラーにはスクールカウンセラーの契約は貰えないのだろうか?それこそユニオン加入若年者にて組合に既得権益無効!全てのカウンセラーに平等な条件を!と訴えてみてはどうだろう?

はたまた、これだけ美味しい給与で勤務していると知って、カウンセリングを受ける立場の患者はどうだろう?
お金による解決が容易なのに、薄給だったり、親が貧乏だから迷惑を被る生徒が相談するのがたかが週2勤務でサラリーマンの年収同等のカウンセラーと知ったりすれば、どうだろう?

先生なんだから稼いでいて当然、安心となるだろうか?
子どもだからこその金銭感覚や親の収入に対するオブラートの無い直球な感想を生徒達からよく耳にする。俺達の悩みなんて理解デキなくない?だって週1で200万も貰える先生が、毎日残業してイライラしながら帰って来るお父さんより稼いでいるんだもん。なんて声が聞こえてきそうだ。

これは、芸人が収入を隠すのにも似ているのでは?バカな事言って笑いを取り、或いは笑われる様に己を仕向けて行動したり、そんな、テレビの中でヒエラルキー低そうな芸人さんが収入億超えだったりしたら、それを観て笑えなくなる人もいるかもしれない。カリスマみたいな芸人さんなら納得なのだろうが、身近で親近感で売ってきている様な人だったりしたら、もう寄り添っては貰えないかもしれない。

安定もしていて高級取りが公立学校のカウンセラーしていて、更に既得権益だからとしがみつく!先生なら何年かで異動も有るだろう。
様々な業種、職種で数年毎に、人事異動が発表されるが、適材適所の意味合いだけでなく、癒着をしないようにとの防犯対策も有るのは知っているのだろうか?出入りの業者との癒着や、長く在籍していると伏魔殿のようになる。
〜のドン、とか、〜の女帝みたいに牛耳るイメージだ。
とかく刷新は常に必要だと思っている。

勿論経験値は大切だ!それでも単年とはいえ公的機関の勤務であれば、そこは公正公平に開かれた職場であって欲しいものだ。