ワインに限らず食品業界には売上向上を目的とした意味のない権威付けが蔓延している。

これに習ってでは無いのだろうが、一部の学生の中でも、2部や通信制で高難度の大学にあたかも通常学部に入学したかのように振る舞おうと考えているのがたまに見受けられる。


これが本人ならまだしも、親がこの考えに行き着いている家庭も有るから困ったものだ。

大学卒業後、何処に就職を考えているのかは分からないが、また考えているとも思えないがMARCH以上の大学でないと中々就職出来ないような優良企業や学歴フィルターを用いているような企業が見抜けないとでも思っているのだろうか?

周囲や親戚にはそれでもなんとか誤魔化せるのかもしれないが現実はそこまで甘くないし、相当の努力をして正規の学部に入学した諸学生が看過できないであろうことは予測出来ないのだろうか?


方法論としてはまだ残っている短大からの編入や2部からの転部編入、他大学からの編入等確かに有る。それなりに努力が必要とされるし、それが通るなら相当の努力の証であろう。ただ、当初から楽して高いネームバリューも大学に入り込めれば良しとする程度の学生が入学してからそれだけの努力をするとは到底思えないし、親もこれまで以上にハッパをかけて頑張らせようとするのだろうか?


どんな大学がどんな学部や試験制度があるのか?研究も大事だと思う。

ただ、同じ大学生として同じようなキャンパスライフは出来ないし、もしかアルバイト先や新たに知り合った人が同じ大学や近隣大学だったりして、正直に2部、通信制、短大だと話せるのだろうか?これはイメージだが、中々同じ土俵で話したりつるんだりはしない気がしている。


正々堂々、胸を張って大学生活を楽しみ、謳歌するにはそれなりの苦労と努力をしたさきにしか有りえないことを、早く理解し、大人は諭してほしい。

大人が導いてあげられなくてどうする?


そんな大人が、権威ドーピング等考えつくのだ。