どこまでが勤務時間に含まれるのか?職種やポジションによってもだいぶ考え方から及ぶ範囲も異なる問題だが、おかしい!と声を上げる前に、もう少し考えてみる必要は無いだろうか?
と言うのも、例えば某物流拠点での仕分け作業だったり、某パン製造工場のライン作業だったりは、休憩時間以外は常にマックスの作業効率とポテンシャル、更にはモチベーション迄求められたりもする。勿論雑談する時間なんて無い!お菓子や下手したら飲み物すら口にできない時間帯もザラにある。持ち合わせた時間内に、翌日の準備や清掃をする時間は全く無いのかな?正規の休憩時間以外に他人からしてみれば休憩と取られるような時間は全く無いのかな?勤務時間内をフルに活用して尚、まだ余裕がないのなら訴える理由にもなるだろう。また、作業効率をどこまで自身で突き詰めて行動出来ているだろう?
支払う側から見ると、決してそんな努力をしている様子は見られないのだが?
また、勤務時間前でないと出来ない作業なのだろうか?或いは定時勤務時間後でないと出来ない作業なのだろうか?仕事の進め方に工夫はもう出来ないのだろうか?
とある和食の飲食店に勤務していた当時のオーナーは、自らがあまり働きたくない人だったので、とにかく効率を重視して、機械や調理器具で事が足りるようであればわざわざ職人の手をわずらわせる事はしなかった。ホールの仕事も同様で、早く出勤することを良しとしなかった。また、無駄に残業することを嫌った。決められた時間内で全て終わらせ、更に一服する時間迄捻出させられるスタッフを評価した。
今でもそのオーナーの考え方は私の中にしっかり刻み込まれている。その店はアルバイトは雇わなかったので時給ではなく月給なので、早出残業しても給料は基本的に変わらない。ただ、オーナーの指示でメニュー改訂や売上報告等会議やその他ある時は別途支払いがあり、店全員で暑気払いや期末の慰労会等は店を休みにして通常出勤日にそれを当てる等、休日を削ることも一切しなかった。
このような環境に置かれると皆、仕事の仕方や向き合い方が同じになり、サボる人間が居られる環境ではなかった。また口だけの人間も居られない、相互プレッシャーをかけながらも、各自向上心を持ち仕事に打ち込めた。
どうだろう?教職員の諸君、そんな職人気質の中で同じような事が言えるだろうか?
