こんにちわ。いつもご視聴ありがとうございます。
If-もしもブログのひなです。
とうとう緋翠があらゆることを思い出します!
どの様に思い出していくのか最初に自分なりに考えてから見ると面白く見れる気がします。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ではスタートです!!
赤髪の白雪姫 2期 2話 〈 守る瞳・進む瞳 〉ーーーーーーーーーーーーーー
タンバルン行きを白雪はダンスの練習をしている
その場にオビと緋翠は駆けつけると白雪は笑顔で振りむいてくれる
緋翠:あの、頑張ってください。
白雪:ありがとう。緋翠さん。
いつものキラキラな笑顔で返してくれるが私はその笑顔を見るたびに
何か気持ち悪い感覚 視界が歪む様な感覚に陥る
でもそれが自分では何が起きているのか正直わからない
この頃も夢で自分が出て来て誰かに叫んでる。でも誰に言っているのか
その場所がどこのなのかもはっきり見えていない
こんな夢ばっかり見るせいかこの頃は不眠症だ
寝るのが怖いと思ってしまう
・オビ、ミハヤ 和樹を探索中
・白雪 ダンスの練習風景
・ゼンの悪夢
物静かな夜
城のベンチに座って星空を見ている緋翠
すると後ろから誰かの気配を感じ振り向くと
そこにはオビが口角を上げながらこちらに近づいてくる
オビ:夜更かしですか?緋翠お嬢さん
緋翠:別にそういうわけじゃないよ…
視線をオビから外し星空に目を映すと
オビ:よし!行こう 緋翠お嬢さん
緋翠:はっ?ってどこに
と手を取って何処かへ連れて行かれる
緋翠の部屋
緋翠:で?なんで私、自分のベッドに寝てるわけ?
オビ:だって緋翠お嬢さん寝れないんでしょ
緋翠:いつ私が寝れないって言ったのよ
オビ:見れば分かりますよ。それくらい。
いつもより機嫌が悪いし顔色悪いしそして極め付けには目の下のクマ
図星だった私は何も言えなくて黙ってしまう
オビ:ハイハイ だったら早く寝る。
起きるまでここにいるから。
仕方なく寝る努力をするがなかなか眠れない
するとオビが白雪さんのことについて語り始めた
出会った状況や城内で起こしたこと全てを語ってくれた
色々とやらかしてて面白い話ばっかりだった
いつの間にか眠りにつく私
夢の中
炎の中、誰かを探している私
すると向こうから人がぼんやりと映っている
緋翠Ⓜ︎:もう誰なの?
いいかげんハッキリしてよ
私は苦しくなる一方段々と身体が重くなっていく
?:雪…小雪 小雪
頭にガンガンと響く声
緋翠Ⓜ︎:小雪?なんか聞き覚えがある
すると自分の真上から屋根が落ちてくる
逃げようとするが足がすくんで動かない
もうダメだとお思い下を向くと誰かに身体を押される
その姿は真っ赤なリンゴの色の髪を持った女性が屋根に下敷きになっている
緋翠Ⓜ︎:なんか懐かしい
それになんか悲しい なぜか涙が溢れる 何で?何で?
何でよお母さん。そうだお母さんだ。
顔に霧がかかったものがなくなり鮮明に顔が見える
緋翠Ⓜ︎:何でお母さんを忘れてたの?私
大事なお母さんを何で忘れてたのよ
お母さん:小雪 大丈夫? 小雪
緋翠Ⓜ︎:そうだ!私の名前 そう小雪
お母さん:早く逃げて じゃないと小雪まで
緋翠Ⓜ︎:嫌だよ お母さんを置いて逃げれないよ
お母さん:小雪 よく聞くのよ
私はここからは逃げれないけど小雪は逃げるのよ
緋翠Ⓜ︎:無理だよ。そんなのできない。
お母さん:大丈夫。小雪は私の娘だもの。
お願い逃げて
そして私の分まで生きて お願い 小雪
私は涙を拭いて窓に近づく
振り向いてお母さんの方を見るとお母さんは笑っていた
お母さん:早く逃げて
決意を決めて窓から飛び降りると爆発が起きて吹き飛ばされてしまう所で飛び起きる
緋翠:行かないで。お母さん!!!!
いつの間にかオビの手を握っていた手を飛び起きた影響で振り払っていた
振り払った力が強すぎたのかオビが壁に激突 本棚の本が落ちていく
落ちていく本を見ていると今までの記憶が全てフラッシュバックする
お父さん お母さん 自分(小雪)そしてお姉ちゃんである白雪のこと
全て思い出した
涙が止まらない
するといつも何があっても余裕な顔をしているオビが
珍しく焦っている姿を見て涙が止まっていた
安心した顔をしたオビは窓に目を向ける
そこには木々さんと光秀さんが歩いていた
その姿を見ていたオビに私は
緋翠:行きなよ。タンバルン行きの護衛 オビがやりたいんでしょ
バレバレだよ。行ってよ。
と背中を押していた
そしてオビが笑顔を向け窓から降りようとするオビに
緋翠:オビ!
振り向くオビ
緋翠:ありがとう
と笑顔を向けるとオビは少し驚いた顔をして窓から飛び降りた
・白雪 タンバルン行き出発
緋翠はお見送りには行かなかった
まだ頭の整理が追いつかず部屋でただお見送りの姿を眺めているだけだった
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