超久々に、テレビドラマを最初から最後まで鑑賞してしまいました。
(但し、早朝4時ごろ目覚めた時は、暴れん坊将軍をチラ見。爺だねぇ、、)
渡辺謙さんが主演の「しあわせの記憶」
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出演している皆さんが、それらしい性格になっていて楽しめました。
というより、泣けました。
自分の「しあわせの記憶」にダブルところがありまして、
私の場合も、かつて妻と娘2人で暮らしていた。
振り返ればこの娘達が小学生くらいの時が、幸せだったのでしょう。
近くの公園で、娘達の補助輪無しで自転車に乗れる瞬間を、それぞれ目撃出来たのは、
ささやかな自慢かもしれない。
結局、家族のためだと信じて頑張ってきたことは、ことごとく実らず、
負があまりに大きく多くあった。
これを因果応報とか自業自得という典型的な見本なのだろうと
ドラマ中の次女と、自身の次女とは性格は異なるも、
いつかついていきたくなるようなパートナーの出現をどこか願っているかもしれない自分に
気付きました。。(実は、私だけが知らないだけなら、もっと嬉しい。)
役どころの渡辺謙さんは、父親らしく、そして元夫らしく、なかなか良かった。
本当かどうか調べてもいないが、パンダの家族は、子供が大きくなると解散する。というのを聞いたことがあって、現状のようになる前から、自分はパンダ家族だ、と漠然と思っていた。
そして、その通りとなっている。笑うしかない。
お前は逃げていないか、諦めていないか、怠けるな!と自分への声が聞こえてくる。これが張合いなのか、苦しみなのか、選り分けてもいないが、これに支えられて、まだ立って歩けるのかもしれない。
最後に主人公が、寒空の中、(やっぱり)寒い!と感じたところが良かった。
家族の為にイイカッコシイで、実はさみしい奴、
設定はかけ離れてこちらはダサ過ぎだが、総じて親近感があった。