解体払い | D・LIFEのブログ

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岩手県盛岡市にある住宅会社です。無垢の床材や漆喰、大理石など本物の素材にこだわったオンリーワンの家づくりをしています。

皆さん、こんにちは!

お客様担当のサカモトです。

今回初めてブログに挑戦させていただくことになりました。

初めてのことでどんな感じで書けばいいか分からなくて緊張していますが、

何とか頑張って書いてみようと思います!

 

さて、今回は建替えのご計画を行うにあたって解体払いをしてきたので、

その時の様子をお伝えします!!

長年お世話になったお家に感謝を伝え、無事に解体が終わるよう祈ってきましたお願い

もちろん、私も工事が無事終わるよう一緒に祈ってきましたよ!

感謝を伝えたのはお家だけではなく、お庭に植えていた思い出深い紅葉もお施主様の希望でお祓いしてきました。

お子さんも一緒に拝んでお祓いの際に使われる白紙をまくという大役を見事にこなしました拍手

 

そして、普段はなかなか出会えないことにも遭遇しました。

(社長もこういうことは初めて。と話してました)

 

お施主様が持っていたけやきの箱にまつわることです。

というのは、なんとこの箱、

箪笥職人のおじい様が作られたものですごく価値のある箱なんです!

 

お施主様「あの。。。宮司さんこの箱使いますか?」

宮司さん「おぉ!すごい!これ今作ってる人がいないんですよ」

    「欲しくても手に入らないんですよ。ありがとうございます!」

 

と、すごい喜んでいらっしゃいました。というか驚いていらっしゃいました。

 

この箱はけやきで出来ており、樹齢が長いけやきほど年輪の幅が広くなる。

という特徴があるらしく・・・これがまさにそれでした。

そして、組接ぎという技法で、釘を使わず引出し本体が寸分違わず収まるように

熟練の技で作られているものでした。

 

私には、分からないことばかりでしたが、

価値を理解して使っていただけるところに納まったことは良かったと思いました。

祭事をお願いしている志賀理和氣神社さんで、この先何代にもわたり使われることでしょう。

いつか使われてるところを拝見できればいいですね目

 

今回はお施主様の思いがかなり伝わった、内容盛りだくさんの解体払いとなりました。

 

長く住まわれたお家にお別れを告げるのは寂しいですが、

無事に解体が完了し、快適な空間をご提供できるよう頑張ってまいります。