主人から逃げるように家出してきた娘と私。
行く当ては実家しかなかった。
今日の仕事は休もう。
幸い、明日あさっては休みだ。
3日間、少しゆっくりしよう。
疲れた。
朝方実家に着いた。
両親はもう仕事に出たらしく、誰もいない。
夜通し起きてた私と車の中で寝た娘。
そのまま実家で眠った。
娘も疲れたらしく、ずっと寝てた。
私も久しぶりにゆっくり寝られた。
お昼は近くのコンビニで済ませ、
両親にメールをする。
「家出してきて、今実家にいる。夕飯用意して待ってます。」
父親は既読スルー。
母親は「分かった。夕飯よろしく。」と。
そういえば、もう起きて私と娘が家出した事に気付いているであろう主人からは、いっさい連絡がなかった。
夕方、父親が先に帰って来た。
久しぶりに会う私と娘に目を細めて笑う。
嬉しそうだ。
娘にベッタリな父親はずっと娘の相手をしてくれている。
そのうち母親も帰って来た。
母親は帰って来るなり質問攻めだ。
でも私は答えを濁した。
なぜか。
母親は私を心配している訳ではない。
ただの興味本位なのだ。
この人は昔からそう。
私の日記、ケータイ、部屋の隅々まで。
とにかく見たがり、知りたがる。
母親は俗に言う『毒親』だ。
(そのへんはまた番外編ででもお話しします。)
そんな時父親が言った。
「少し休んだら帰ってやれ。あいつ(主人)が可哀想だ。」
父親は男同士、気持ちが分かるのだろうか。
ちなみに父親も亭主関白のDV親だ。
DVに関しては近年はおさまっているが。
とにかく、ここに私の居場所がない事は明らかだった。
「分かった。娘も疲れただろうから明日休んであさって帰るね。」
午前0時頃、やっと主人からメールが来た。
「俺のメシは?」
うそでしょ。
妻子が家出したっていうのにメシの心配ですか。
とりあえずシカトしよう。

