津和野城跡~案山子の風景 | 私花集~Anthology~

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dkyhlove改めほかのサイトでも使っていた(kasane)に統一することにしました。

記事の中で使っている動画はYouTubeからお借りしています。
韓国語検定準2級です。訳は素人ですので봐주세요.

整備された山道を登ること20分で

 

津和野城跡にたどり着きます。

 

吉見氏が津和野城主を務めていましたが

 

関ケ原で西軍が破れて萩に退き

 

東軍の坂崎直盛が津和野城に入城して

 

近世城郭への大改修や城下町の整備、新田開発、鯉の養殖etc

 

今の津和野の基礎を築いたそうです。←偉い人やねん

 

しかし千姫事件で坂崎氏は失脚、

大阪城落城の際に徳川秀忠の娘で豊臣秀頼の正妻千姫を救い出したら嫁にやると言われて頑張ったねんけど反故にされて幕府と仲が悪くなったとか諸説あります

 

代わって1617年から明治まで亀井氏の居城となりました

 

音符城跡から見下ろせば青く細い川~

   橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突ピンク音符

 

と歌われたのはこの風景だったのかな

 

城跡から町を見下ろした景色に感激ラブ

 

昔10件あった酒蔵は3件に減り

 

レンガ煙突はなかったけれどアセアセ

 

朝のうちは山にうっすら雪がかぶっていて

 

音符この街を綿菓子に染め抜いた雪が~音符

 

のイメージには近づくことができて満足合格

 

 

               ネットからお借りしました

 

安野光雅さんの絵というと

 

小さな人々や建物を俯瞰した構図の絵をよく見ますが

 

安野さんも津和野城からのこの景色が

 

原風景として心に残っていたんじゃないかなと思うのです。

 

城跡から見た風景も書いていらっしゃる

 

 

津和野の家屋に使われている屋根は石州瓦

 

普通の瓦はせいぜい1200度で焼くので中に水分が残り

 

冬の寒さで水分が膨張して割れやすくなりますが

 

この瓦は1300度の高温で焼いて中の水分を飛ばしているので

 

割れにくい。

 

 

image

 

奈良とか京都だと瓦が黒いですがこちらはレンガ色

 

そのせいか津和野は欧州と似た雰囲気が漂いまする

 

安野さんの絵にもレンガ色の屋根がよく出てきますよね。

 

 

 

そんな津和野にかわいい教会(絵葉書にしたい)

                 津和野教会

中に入ると素敵なステンドグラス

 

しかし畳敷き💦お寺と折衷感ありますわ

 

 

お掃除されていた方が「浦上崩れ」の話をしてくださいました。

 

江戸時代末期に長崎から150人を超える隠れキリシタンが

 

国学で聞こえた津和野に送られ改宗を迫られ

 

拷問で37人が命を落としたそうですガーン

 

彼らの魂を慰めるために建てられた教会だとか。

 

生き残った方々は明治に入ってキリスト教が解禁になると

 

長崎に送り返されたと聞いてほっとしました。

 

 

 

 

キリスト教解禁ってどういう流れだったのか

 

ご存じの方あります?

 

鎖国が解かれ長崎や横浜に異人街ができると

 

外人のために教会が必要となり

 

隠れキリシタンをはじめとして日本人も

 

教えを求めて教会に出入りするようになったようで

 

幕府も岩倉具視使節団など渡航していく中で

 

外国からキリスト教弾圧は大いに避難されて←そりゃそうだ

 

キリスト教解禁の流れとなったんだって。

 

なるほどね~びっくり

 

今回いろんな展示資料を読んで勉強になりましたメモ

 

オカメインコオカメインコオカメインコオカメインコオカメインコ

 

津和野は弥栄神社(やさかじんじゃ)のさぎ舞が有名で

 

大橋のたもとにモニュメント

 

 

大内氏が京都から山口に伝えた鷺舞を

 

津和野城主の吉見氏が招聘して行われるようになり

 

一時途絶えましたが

 

江戸時代に城主亀井氏が町民を二人京都に送り出し

 

踊りを伝習して今に至ると聞きます。

 

後年、京都八坂神社の鷺舞が廃れたときは

 

京都に逆輸出したというのも面白い話

 

 

 

津和野踊りの衣装驚き

 

津和野踊りは県の無形民俗文化財に指定されている盆踊り

 

男女ともに「黒い覆面・白いはちまき・白い長振袖」

 

めちゃ独特の衣装!

 

盆踊りのふりをして兵士を敵城下に潜入させ

 

奇襲をかけて戦勝したという話もあります

 

行ってみないと知らなかったことがいっぱいです。

 

 

 

初日の夕方5時前に観光協会の看板が目に入ったので

 

地図でも貰おうと入ったら

 

閉館残り5分というのに職員の方が快く迎えてくれて

 

館内を見学し一通りの説明もしてい下さいました。

 

そのあとで宿に向かう私たちを追いかけて来て

 

津和野の小冊子を頂きました

 

お陰で津和野の旅がより深いものになりました。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

観光協会のHPがありましたので張って置きます。

 

すごく詳しく作ってあります。ほかの自治体も参考にした方がいい気づき

 

 

行事も多くて見どころの多いお勧めの観光地です。うずまき

 

 

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