Aladdin Blue Flame Heater8型(Series8)の特徴について(その3) | Series8、アラジンヒーターの歴史、アラジン ヒーター修理、 Aladdin Blue Flame Heater修理に関連するブログ

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主に、レアなSeries8の解説、アラジンヒーターの歴史史料に基づく解説、8・15型アラジン ヒーターの修理・修復 (Aladdin Blue Flame Heaterの修理・修復)に関する記述を中心に作成しております。

以前当ブログに記載しましたが、8型で一番レアなモデルは、灰色がかった青色のボディー、ひねったフレーム、チムニーに12個の穴のあるタイプです。実は、このヒーター今月イギリスより入手することができました。ヒーターのオーナーはイギリス国外へ送付しないとのことでしたが、イギリス在住の知人宅へ送付してもらうことで条件が折り合い、幸運にも譲り受けることができました。先週ようやく日本へ送付されてきました。

 

表面の表情

ところどころ塗装の色落ちがあります。年代を考えると全体のコンディションは良好で、ボディーの劣化、パーツ類の欠品は見受けられません。恐らく、実用可能な状態までの修復できるのではないかと考えています。

 

 

裏面の表情

表面同様、裏面も所々に色落ちが散見されます。ハンドルについては良好なコンディションでした。

 

 

タンクの裏面

汚れが目立っていますが、クリーニングしてみようと思っています。右下に薄っすらと製造番号が確認できます。

 

 

フレームスプレッダーはすすで黒ずんでいますが、バーナーバスケット、ギャラリーは綺麗な状態。ウイック・レギュレーターを左右に回してみましたが、ウイック・アームの動作には問題ありません。

 

 

ウイック・レギュレーター

8型の象徴である3種類の特許番号が確認できました。汚れを落とし、磨きを入れてみようと考えています。

 

 

燃料計

周りが霞んでいますが、このままの状態の方がヴィンテージ感が出せると思いますので、このままで仕上げる予定です。

 

 

燃料キャップ

初期の8型の燃料キャップには文字の刻印がなく、真っ平な状態です。これも、ピカピカに磨きをかけてみようと考えています。

 

 

今年の冬までには間に合うよう修復作業を行なってみようと考えています。進捗状況は逐次報告させていただく予定です。