バロンが妖精さんになって、
もうじき1ヶ月が経とうとしています。

でも、きもちは 全然ついていけない。



かわいいバロン。


ダッフィーとバロンに限っての思いだけど、
私は虹の橋の話が嫌いです。
御冥福とか合掌とか
言われるたびに 傷つきます。

元気な人や元気な子が 急になくなった場合って、
家族は
しんだと思ってないし
何が起きたのか まだ理解できてないのに
勝手にまわりに しんだ者扱いされたら

苦しくて辛いきもちになります。

でも一般的に 言ってくれてるだけだし、
やさしさや気遣いで 言ってくれてる気持ちは感じているので、怒ったり反論とかもしないけど、
ただズブズブと自分のきもちは 沈んでいく一方です。

四年前、ダっくんが妖精さんになったとき、
天使とか仏に違和感しかなくて、
だっくんにぴったりくる表現は何かないかなーって考えたら、あ!妖精さんだ!って
ピピピってすぐ思いつきました。
だっくんは もともと 妖精さんをよく見ていたこともあったし、しっくりきました。

ダッフィーとバロンに妖精さんという言葉を使っているのは
仏や天使ではない っていう意味です
お空に行かない、虹にも行かない
しんだのではなく、妖精さんになっただけなのです。
(天使は、かわいい表現につかいたい。)

体を神様に返す一瞬だけ、お空にいってきます
だけど、すぐ 小さくなって 帰ってくるし、
お空も虹も 自由に行ったりはできるけど、
基本は そばにいるし、
お空にいきたいときは 遊びにいくし、ドッグランに行くのと同じように、帰ってきたらおうちにいるし、
でも、今までとちがうのは、絶対におうちにいる必要はなくて、虹の橋のたもとにずっといる必要もなくて、お空に行く必要もないし、好きにいったりきたり できるのが妖精さん。

しかも、お空や虹は、
遠い空の上ではなく、
肩の上にあって、いつも近くにいれて、
別のお友だちと遊ぶときや じいちゃんに会いたくなったときは、いってきまーすって よそのお空に 遊びに行けるの。お友だちのおうちに行くのとおなじ。


だけどさ、
やっぱり身体がないのは
おおきいよね。

抱きついたり なでたり モフモフしたり ちゅうちゅうしたり
したいもん。


それでゴールデンのぬいぐるみ買って、
なでてみたけど、
やっぱ ちがうのよ。
バロンのが かわいいし。




七夕ダフィバ

七夕は、ななちゃん誕生日でした。




大間の大トロとダフィバ


バロンが妖精さんになる三日前、祖母の命日でした。
バロンはすごい食欲で、はらへったーはらへったーって、夜中もいってて
祖母にあげた特上マグロ はぐはぐ食べてました。

リンパ腫ではあったけど、三日前は すごく元気だったのです。

バロンはパンの次に魚が好きな子でした。

もっと、一緒にいられるって 思ってた。
おうちに帰ってくるって思ってた。




毎月11日
バロンと一緒に毎回黙祷してきました。

お空の家族にバロンのこと守ってください。
って、
バロンと一緒に。

ついこの間まで 隣にあのモフモフのでかい体があったのに、
はじめて、隣にモフモフがいない 黙祷をしました。

私にとって、
震災の月日は、バロンとの生活との月日でもあります。
いろんな想いが込み上げてきます。



虹の橋の話が嫌いな私ですが、
老犬たちに関しては
いつも書いてるように
『虹の橋で元気でね~』
って、多くの人と同じように思ってます。

でもダフィバは 別です。

ティンカーベルやバタコさんやジャムおじさんと同じ妖精さんです。