『私の心は揺るがない。誰も変えられないわ。たとえ苦難があっても、手に手をとって、共に老いん。』

撃鼓其鏜 踊躍用兵 鼓を撃つこと其れ鏜( たう)たり 踊躍して兵を用ふ 土國城漕 我獨南行 國に土し漕(さう)に 城(きづ)く 我 獨り南に行く

鼓の音がドンドンと鳴る さあ戦いが始まると 武器を握って踊り立つ 都は土木工事が進み漕(そう)には城を築く 我は独り南方の目的地に向かって行く





従孫子仲 平陳與宋 孫子仲(そんしちゅう )に従ひて 陳と宋とを平らぐ 不我以歸 憂心有忡 我と以(とも)に歸ら ず 憂心忡たる有り

孫子忡に従って行き 陳と宋との和睦をはかる いつ帰れるかわからぬままに わが心は憂いに 満つる



爰居爰處 爰喪其馬 爰に居り 爰に處る 爰に其の馬を喪ふ 于以求之 于林之下 于に以て之を求む 林 の下に

こちらにひとかたまりあちらにひとかたまり 馬も倒れてしまった 何處かと尋ねてみれば 林の下に倒れていた

死生契闊 與子成説 死生契闊(しせいけつくわつ) 子 と説(ちかひ)を成せり 執子之手 與子偕老 子(し)の手を執りて 子と偕(と も)に老いんと

死ぬるも生くるも苦労を共にしようと そなた としばしば約束の言葉を交わしたのであった そなたの手を執って そなたと共に白髪までと 誓ったのであった



于磋闊兮 不我活兮 于磋(ああ) 闊なり 我を活かさず 于磋洵兮 不我信兮 于磋 洵なり 我を信 ばしめず

ああ 遠く離れて 今ははや生きるすべもない ああ 遠く別れて 偕老の志を果たすこともで きなくなった

《詩経 激鼓》




『私も誓おう』


卜算子 李之儀

我住長江頭,君住長江尾 我は住む 長江の頭、君は住む 長江の尾 日日思君不見君,共飲長江水 日日君を思えど 君を見ず、共に飲む 長江 の水

此水幾時休,此恨何時已 此の水 幾(いず)れの時にか止(や)まん 、此の恨み 何(いず)れの時にか已(や)ま ん 只願君心似我心、定不負相思意 只だ願うらくは 君の心 我が心の似(ごと )くして、定めて相思の意に負かざるを

私は長江の上流に住み、アナタは長江の下流に 住みます 毎日アナタのことを思っても アナタに会えま せん、二人とも同じ長江の水を飲んでいるのに

この江の流れが絶えることがないように、アナ タに会えないこの恨みは尽きることはありませ ん ただ願っていますアナタのお気持ちが私の気 持ちと同じで、この恋心に絶対そむかないこと を


(´・ω・`)なるほど。








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