先日の欧州遠征でザックジャパンは強豪オランダ相手に2-2、ベルギー相手に3-2で勝利をおさめた


素晴らしい結果だ


特にベルギー戦に関しては相手のホーム、しかも欧州予選無敗だったベルギーはこの5日前にコロンビアにホームで負けていて、日本に負ければまさかのホーム連敗となるため相当のモチベーションをもって挑んできたはずだ


その相手に勝利をおさめたのはザックジャパンの歴史の中でも明らかに大きな1勝になったことは間違いない


では、なぜザックジャパンは強くなったのか


つい1か月前のセルビアとベラルーシ戦では2試合連続の完封負けでザック解任論まで飛び交ったのに


それは個の力だ


本田が最近よく口にするこの「個」の力


まさにこれが前回と今回の大きな差だ


システムがどうとか、戦術がどうとかそういう問題ではない


今やっている日本の戦術、4-2-3-1のシステムはとても日本にマッチしていると思うし機能もしている


ではなぜ点が入る試合と入らない試合が生まれるのか


それは最後にシュートを打つ人間の能力の問題だ


しっかり相手を崩してシュートを打つところまではできているのに


最後にシュートを打つ人間の能力が低くてゴールに入らない


これはもうどうしようもない


戦術やシステム、監督の問題ではない


例えばオランダ戦、1点目を決めた大迫のシュート


ピッチの悪い状態であの狭い隙間にしっかりとシュートを決めた


まさに大迫の「個」の力だ


ベルギー戦でもそう、2点目の本田の右足で決めたシュート、足元に入った難しい浮き球をしっかりと

ためをつくってボレーで決めた岡崎の3点目も


実際前半に香川が左サイドを突破しゴール左上にシュートを放ったがポストに当たってしまった

あれがファンペルシーなら決めていただろう

同じく前半の長谷部が放ったゴール正面からのミドルシュート、これもポストに当たってしまった

あれがランパードなら決めていただろう


オランダ戦を思い出してほしい

オランダが決めたゴールは内田が安易にキーパーへバックパスを出し、ミスをしたところを流し込まれた1点と右サイドを切り崩して見事に決めたロッペンのゴール

この2点だけだ

とてもチームとして戦術やシステムで崩して決めた2点ではない


ベルギー戦はどうだろう

1点目はキーパー川島が出すぎてしまいディフェンス酒井がしっかりクリアすることなく相手に流し込まれた失点、2点目はフリーキックのクロスを背の高さをいかしてヘディングで流し込んだ1点

この2点もとても切り崩して決めたとは言えない得点だ


どちらも言えるのは「個」のちからだ

ロッペンのシュート力、カカウのスピード、ヘディングの高さと強さ


シュートを打つことは今のザックジャパンでもできている、それを決める能力の高い選手

例えばファンペルシーやドログバ、バロッテッリやイグアイン、クリロナ、メッシ、ルーニー、ネイマール


やはり世界の強豪と言われるチームにはこういう選手が必ずいる


ザックジャパンが本当に世界と肩を並べて戦うにはこういう「個」の力を持った選手が必要になる


これはチーム力や監督力ではどうしようもない


1人1人の選手は日頃をどう過ごして自分自身をどう高めていくかにかかっている


我々も一喜一憂することなく


我々が愛してやまないザックジャパンを見守りそして信じ、応援し続けよう!