芸能界の厳しさを目の当たりにし、その道を諦めた僕


心を決めて社会に出ようと思ったものの


31歳、社会人経験ゼロ、大学中退


そんな僕になにをやればいいと言うの!?


かと言って親切丁寧に導いてくれる施設も人もいないし・・・


結局この10年間バイトをしてきた派遣で何か携わるしかないと思い


とても安易な考えで


派遣会社を経営しようと考えた(マジ超安易;;)


当時同じお店で働いていた仲間と3人で話をして


なんの根拠もないのに3人ともノリノリで


でも


やるっていっても何をすればいいの??


・・・


・・・


いきなり行き詰まった僕たち


そこで


僕は働いていた派遣会社の営業さんが独立したという話を聞いていたので

彼に連絡をして起業の仕方を教えてもらおうを思った


すると彼は「今一人でやっているから本気でやるなら一緒にやらないか」と誘ってくれた


そして彼の話を聞くために会社へ


場所は品川の雑居ビル


入るとホントに昭和のニオイのする古ーーーーい感じの事務所だった


それでも社会人未経験の僕にとっては新鮮だった


色々話をしていると途中から1人の60ぐらいのおじさんが入ってきた


ビルの掃除でもしていそうな感じの人だった


経理か何かやってる人なんだろうか


あまり気にせず話しを進めていると


俺を誘ってくれた彼が突然


「あ、そう言えばこちら社長さん」


!?


経理のおじさんじゃなかったの??


まさかの社長だった!


彼はこの社長さんが作った会社の中で新しく派遣の事業部を作り


それを僕と進めようとしていたのだ


ちょっとビックリしたがよくよく話を聞いてみると


実は大手上場企業の社員さんで副業でこの会社をやっているらしい


確かにかなりの思いつきで派遣会社を始めようと思ったが

起業することも収支に関することもなにも考えていなかったものだから


とりあえずこの会社にお世話になることにした


「お給料はいくらぐらいがいい?」


と聞かれたので


これまた無知だった僕は


「30万ぐらいあれば」


何のキャリアもなく実績も経験もない31歳の人間が初任給でいきなり30万ほしいなんて

今の僕だったら恐ろしくて言えないが、知らないとは恐ろしいものだ・・


しかし社長はそんな僕の言葉に疑問ひとつなく


「じゃあ30万で」と一言


こうして僕の初めての社会人生活が始まったのだった


今思えば、これが僕にとって1つ目の大きな出会いだったのかもしれない。


そしてここからドラマのような波乱万丈が待っていたのだ。


当時31歳 この年の年収30万×12カ月、賞与10万 370万


続く