俺が仕事に行っている間誰かにギョンスの面倒を頼まないといけない。カイとシウミンヒョンはダメだ。二人だダメなんじゃなくって俺が嫌なんだ。あいつらはギョンスを好きでだからダメなんだ。レイヒョンは体弱いから万が一移ったら大変だし、やはりチェンだな。一番冷静だし何より俺とギョンスの一番の味方だ。チャニョルはチェンの部屋の行き「チェン、頼みがあるんだけど。俺が仕事から帰って来るまでギョンスの面倒お願いしても良い？」「もちろんだよ！任せて。かわいいギョンスのためならなんでも。」っと笑顔でチェンが言うとチャニョルが「ギョンスに触れたらちゃんとうがいと手洗いをしてね。消毒もだよ。」
チャニョルが仕事に行く直前にチャニョルはギョンスの点滴を外した。「帰ったらで様子見てまたやるからね。」っと言ってチャニョルは仕事に行く。
チェンはギョンスのいる部屋でLOVE ME RIGHTを日本語で歌っている。「チェン、日本デビューっていつだっけ？」っとギョンスが聞くと「まだまだ先だよ、確か11月4日だよ。まだ5月だから半年近くあるけど音源とかMV自体は9月からだって聞いてるからさ、俺たちメインボーカルが歌う所多いし。言葉違うとちょっと難しいよね。ギョンスもそろそろ始めないとな。治ったらベクと三人で練習しようね！」ギョンスは思っていた。半年後って僕の病気はどうなんてるんだろう？この頃日本から帰って来た時よりも体調が良くない。進行してるんではないかと気になっていた。いや、単なる仕事が忙しかったから疲れが溜まって、それに感染症にもなっちゃったからだよ。これ治ったら多分調子良くなるはずだ。「なあギョンス、この頃ベクの様子が変なのにきずいた？あいつたまに音楽室で泣いてるんだよね。ベクってメンバーの中でも一番泣かないし、いつもはしゃいでうるさいじゃん！だけでこのごろ物静かであまり話さないし、笑顔もしばらく見てない。ギョンス、お前、ベクとこの頃仲良いじゃん、それとなく聞いて見てよ。」「うん、聞いてみるね」ギョンスはその理由は知っていた。でもチェンには言えない。自分の病気のせいでベクは落ち込んでしまってる。ベクに元気なところ見せて安心させないとってギョンスは思った。
それから3日がたち僕はすっかり熱も下がり口の中の痛みもほとんどなくなった。僕は隔離生活から解放された。さっそく音楽室でピアノを弾いているベク所に行った。「ベク、ただいま〜！」「おおおおお！ギョンス、もう出て良いの？」するとニコニコしながらギョンスが「もう完璧に元気だよ、お腹すいたよ！」ベクはあまりの嬉しさにギョンスに抱きつき「良かった、良かった…なにが食べたい？」「一応まだ硬いものは無理だから、栄養がたっぷりのサムゲタンが良いね。注文しよう。たくさん注文してみんなで食べよう！」しばらくすると出前のサムゲタンは届きみんなで集まって食べた。「ギョンス、すっかり元気そうだな。」っとスホが言うと「心配かけました、もうすっかり元気なんで」っと笑顔でギョンスが言う。
チャニョルは夕方約束通りギョンスが回復したので先生のところに行く。「先生、話って実習のことですか？」「いや、ギョンス君の事なんだけど。」チャニョルは真面目な先生の顔を見て察した。「チャニョル君、君はもう医療従事者だからなんとなく異変に気付いてるのでは？ギョンス君の病気なんだけど、とっても言いづらいんだが、進行してるね、ステージ3になっていると。思っていた以上に進行が早かった。多分本人もそれに気付いているはずだよ。それでこれからの事を相談しようと。」チャニョルはショックのあまり何も言えず自然と涙が出て止まらない。さっきのギョンスはとても元気そうで…本当はギョンス元気なふりをしてしたのか？あいつ心配かけまいと…
続く