大事だから〜嫉妬 part 25 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

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EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

チャニョルはギョンスを抱えて控え室に入ると優しくギョンスをソファに寝かせる。ベク、スホ、セフンが心配そうにギョンスを見ている。「なんで風邪なんか…ギョンス、お前昨日何時まで遊んでたんだ?次の日仕事だって分かってたんだろう。無責任にも程があるぞ!」とスホの怒りが爆発する。「いや、遊びじゃなくクランクアップの打ち上げで2時過ぎまで飲んで、酔っ払って気づいたら床で寝てた。ごめんね、ごめんね」っとギョンスが何度も謝る。「とりあえず監督に事情話して今日はギョンスのセリフが無い所だけ撮ってあとは後日改めて編集してもらおう」っとチャニョルが一生懸命スホをなだめる。リーダーでもあるスホは曲がった事が嫌いだし、特に周りに迷惑をかけるのが最も許せない。ギョンスは少し熱が下がりどうにか撮影は出来た。「ギョンス、すぐに病院に行って喉を診てもらってこいよ。」っとスホが言った。「俺がついて行くよ」とベクが言うとチャニョルが「いや、俺が行くよ!」っと言ってギョンスの手を引いてさっさと病院へ行ってしまった。ベクはチャニョルにギョンスを取られてしまって嫉妬する。なんでだよ!俺が先に連れて行くって言ったのに!ベクの気持ちを察したスホが「気にするな…いつもに事だから」とベクの肩を組みなぐさめる。するとセフンが「ねね、昨日ギョンスヒョンはどこに泊まったのかな?」「なんか友達の家って言ってたけど。」っとベクが言う。しかしセフンは疑いはじめている。この前不動産屋に入るギョンスヒョンを見たし、もしやヒョンは女の人と同棲でもしてるんではないかと。

 

 

病院に着いたギョンスとチャニョル。すぐに先生が診察をして「どうもこれは、よく子供がかかるウィルスの感染だな。」するとチャニョルが「症状から見てヘルパンギーナですか?大人はほとんど移らないんですよね。抵抗力が低下してるギョンスは感染してしまうんですね。そうなると39-40度の高熱、口の中に出来る発疹で痛みがすごく飲み物でさえ困難だと」「おおおお、良く勉強してるね、じゃ対処法は?」と先生が聞くと「この病気には特効薬は無いけど症状を緩和する治療です。熱と痛みにアセトアシノフェンですね。」っとチャニョルが答える。「正解!」と先生は手を叩く。隣で話しを聞いていたギョンスはびっくりする。チャニョルはいつのまにそんなに詳しくなったんだ?「とりあえずギョンス君は体力無いから輸液と栄養剤を点滴で入れて後は2-3日すれば良くなるから。チャニョル君が点滴入れてみるかい?」っと先生が言うと「いいんですか?」「医師に監視の元で有れば問題無いよ」っと先生が言う。

 

 

「ギョンス、横になって。失敗したらごめんね、なるべく痛くないようにするから」チャニョルはギョンスの腕にゴムバンドで縛り腕をアルコールで消毒をしてゆっくりと針を刺す。」すると先生が「うん、上出来だ、後はなるべくゆっくり落としてね」チャニョルは点滴の落ちるスピードを腕時計を見ながら測り。「よし、これでいい!」なんなんだ?チャニョルがなんでこんな事してるんだ?おかしいでしょ!僕、熱で夢でも見てるのか?

 

 

寮に戻ったスホたちはギョンスが風邪を引いてチャニョルと病院に行ったと他のメンバーと話していた。落ち込んでいるベクは一人部屋に行ってしまう。その後をスホが追う「ベク、ちょっと話があるんだか。二人きりで話してたいからちょっと出ないか?」それから二人は近くのファミレスに行った。「なあ、ベク。この前お前とギョンスの話少しだけ聞こえちゃったんだよね。はっきりとは聞こえなかったんだけど。なんかギョンスが体調もっと悪くなったらとか…それどう言う事?なんとなくギョンスが体調良くないのは分かってる。あいつ前の病気の時とまるっきり一緒で俺心配で夜も寝れないんだよ。どうなんてるんだ?」するとベクが急に泣き出した。ベクにはギョンスの病気の真実が重荷過ぎて、好きだからこそ今は辛すぎて。でもスホヒョンには言えない。ギョンスが白血病になるかもしれないなんて…常に体調が良くないなんて言えない。でもスホヒョンが心配になる気持ちも良く分かるし、必死で不安と恐怖と闘ってるギョンスも裏切れない。するとスホが「なあ、ベク…忘れてはいけないぞ、俺たちは仲間だろ。辛い時もいつも一緒に頑張ってきたじゃないか。もしメンバーの誰かが困っているならみんなで助けてあげようよ。ベク、お前すごい辛そうにしてるぞ。それは嫉妬では無くもっと大きな問題を抱えてるのは分かってる。一人で抱え込むなよ。少なくても俺には言えよ。」するとベクは今まで以上に泣き始める。ベクは声を震わせながら「ギョンスが…ギョンスが…状態悪いんだ」「悪化すればまた白血病になっちゃう…スホヒョンどうしよう。」

 

 

続く