大事だから〜後編 part 28 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

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EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

スホの言ったたった一言で周りがざわめく。ひとりの記者が手を上げ「なぜ急に? 来月ですよね、コンサート」するとスホが「みんなも見ての通り、今ここにギョンスことD。O。とチャニョルは出席していません。今、騒がれている噂わ事実です。ギョンスは今も懸命に病気と闘っています。病名は白血病です」と言うと一段と会場がざわめき、フラッシュやシャッター音が鳴り響く。スホは下を向き涙が止まらない。代わりに隣に座って居るベクがマイクを手に取り「チャニョルがいないのは、今ギョンスについて看病しているからです。ギョンス本人も来月のコンサートに向けて一緒に練習をしていたのですが、やはり体調が万全ではなく、元気になるまでコンサートを延期しようとみんなで判断したんです。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ファンの皆さまにご理解頂けたらと思い、会見させていただきました。」

「重病ってどのぐらい悪いのですか?」

「具体的にどんな様子ですか?」

「どんな治療をしていますか?」

っと次々と質問が飛び交う。すると横でカイもチェンも涙を流す。

「そのみんなの涙はギョンス氏が相当悪いと判断しても良いでしょうか?」するとスホがベクからマイクを取って「病状に関しては現在は控えてさせて頂きます。ただ言えるのは必死でギョンスは闘っています。ではこれで会見を終わらせて頂きます。有難うございました。」っと言ってメンバーみんなが立ち上がり一礼をしてドアから出て行った。その間も仕切りなしに質問が飛び交う。控え室に戻りみんなは泣き出す。涙を堪えていたベクは声を出して泣く。するとすぐにチャニョルからスホに電話が入る。ギョンスがさっき一度心臓が止まったと。電気ショックで持ち直したと。危険な状態はこれからも続くと先生に言われたと。それとギョンスは相当弱気になっていると伝えた。「チャニョル、これからみんなでそっち行くから…」っと言って電話を切った。スホがみんなに「今チャニョルから電話でさっきギョンスの心臓が止まったけど蘇生出来たって。これからも危険な状態は続くそうだって。みんな今からギョンスの所に行こう!」

ギョンスの大量の抗がん剤治療は続いていてギョンスが泣き出すぐらい苦しんでいる。チャニョルが水を飲ませようとしても手ではらう。痛みで大きく唸り、ギョンスの意識が無くなりまた心肺停止に。すぐに看護士がやってきてギョンスの上に馬乗りでまたがり心臓マッサージをする。丁度その時、みんながやって来た。チャニョルはスホに抱きつき大声で泣く。すぐに先生が来て電気ショックをするが戻らない。電力を上げもう一度。すると心電図の音にリズムが戻る。カイが膝から崩れて泣く。

「スホ兄…もうギョンスだめっぽい。もう無理だよ。可哀想だよ。ギョンスだってもう頑張れ無いってさっき俺に訴えて…もう休ませてあげようよ。見てられ無いよ…」っとチャニョルが。

 

続く