大事だから〜後編 part 8 | dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

dks-penguin12のブログ EXO激愛のドペン

EXOが大好きで、自分の妄想で小説を書いて見ました。特にギョンス(D.O)に恋!
ニョルドやカイド、他のメンバーも参加です。誤字が沢山有るのですが、読んで頂けると嬉しいです。コメントも宜しくお願いします。

病院で朝を迎えた。輸血のおかげで気分が良い。久しぶりにこんなに体調が良い。本当に自分が病気なのが信じられなくなる。もしかしてなんかの間違えではないかと。先生の誤診かもって。すると先生がやって来て診察する、血圧やら、聴診器で胸の音を聞いたりしている。「ねえ、先生、僕すっごい調子良いだけど本当に白血病なの?」すると先生が「ごめんな、診断は間違い無いんだよ。昨日の輸血で普通の人と同じぐらいの血液の数値まで回復してるかなんだよ。でもすぐに病気が悪さするからあっと言う間に具合が悪くなるんだよ。多分この分だと明後日の朝ぐらいにはまた体調が悪くなり始めると思う。動悸、貧血、倦怠感、感染症、出血、あざ、発熱、骨の痛み、痩せるなど起こります。次第に段々とその期間は短くなる。」「明後日にまた来るからそれまで帰って良いですか?」っとギョンスが聞くと「本当は許可出来ないんだけど。行動制限を守ってくれれば。」内容はこうだ…絶対に走ったりしない、鋭い物に触れない。これは出血を回避するため。風邪を引いてる人に近づかない。抵抗力が無いのですぐに感染症を起こすので。特に僕の場合以前肺を痛めてるから要注意だそうで。後薬はちゃんと飲む事。大量のステロイドを飲まなくてはいけないと言われた。「ありがとう、先生。じゃこれから行ってくるね。」「なんか会ったらすぐにでも連絡しなさい。薬忘れずに持っててね。」

ギョンスは着替えてすぐに病院を出た。タクシーに乗っている間色々考えた。これからの事を。もうEXOのメンバーとしての活動は厳しいかも。でも最後の最後までみんなと一緒に居たい。でもそれには自分一人の力じゃどうにもならない。みんなに迷惑をかけてしまう。悲しいけど諦めるしか無い。とりあえずEXOを脱退する事をスホだけには言わないと。C。I。氏とやったドラマに関しては少しはまだ仕事出来そうだから最後までやり遂げよう。考えているうち寮に着いた。チャニョルがすでに車に荷物を運んで居た。「おおおお、まってたよ!」っとニコニコしながらチャニョルは僕を出迎えた。

「ちょっと待ってて、着替えて来るから。」っと僕は言って寮に入る。丁度スホが起きて来て「おはようギョンス!チャニョルと海行くんだってね、楽しんでおいで!」するとギョンスはスホの近くにより「明日、帰ったらちょっと二人だけで話したいんだけど良いかな?」「あああ、全然OKだよ。外で昼でも食べに行こね。」っと言った。

それから僕とチャニョルは車で2時間ぐらいかかる海の近くのホテルに行った。ホテルの裏庭から海岸まだ行けてとても綺麗だった。チャニョルは持って来た大きなブランケットを広げて僕たちは海を眺めて居た。秋の潮風が心地よくチャニョルは僕の膝を枕にして寝ころぶ。「なあギョンス、今、俺すっごい幸せなんだよ。ギョンスとこうやって過ごすのが夢で。」チャニョルのその言葉がギョンスを一層に悲しませた。涙を堪えようとしたがチャニョルの顔にぽたりぽたりと落ちる。チャニョルはびっくりして起き上がる。「どうした?俺また地雷踏んだか?」っとうつむくギョンスの顔を覗き込む。「いや、僕もすっごい嬉しくって涙が出ちゃって」っと嘘をついた。チャニョルは嬉しくなってそっとギョンスの唇にキスをした。ギョンスはそれを拒む事なく受け入れて自分からも何度も何度もキスをした。こんなに幸せそうなチャニョルを僕はもうすぐさよならしないといけない。どうしよう…死にたく無い。

 

続く