忘れていたの
もうずっとしばらく
いそがしい日々
風が時間をとめた
…
…
ここに来たかった
ずっと来たかった
あなたといつか…
…
5月の風吹く丘
…
『相馬裕子・風の祭日』
5月の風…
この季節になると口ずさむ歌
所々歌詞も抜けて、メロディーも曖昧で
それでも毎年必ず頭の中で何度も再生される
何だか…
呼ばれたような気がして振り向いたら
何もなくて
いつもの景色があるだけの
柔らかい風が吹いた瞬間…
例えたらそんな時に思い出すような感じ
CDを探そうと思えば簡単に見つかるし
手に入れられる
でももう少しこの懐かしい感じを楽しみたい
だって…
15の自分がいる
遠くに海を眺め歌を歌い
人気のない橋の上で陽が傾くまで
いろんな気持ちを吐き出すかのように歌っていた私…
歌うことは好きだったから
楽しかった…
たまに人が現れて
びっくりするやら恥ずかしいやら…
記憶を
日記を読み返すように楽しみたいから
もう少し曖昧でいいな