多摩川中下流(東京都、神奈川県)の河川敷でほかの植物にからみつくなど侵略性が高い外来種の雑草「アレチウリ」が繁殖地域を急速に広げている。東京都府中市の河川敷ではアレチウリの増殖でツバメの巣に使われるヨシ原が倒れ、数万羽のツバメがねぐらを失うなど影響も出ている。国土交通省でも駆除対策を検討し始めた。【伊藤直孝】
府中市四谷の多摩川河川敷では05年7月の台風の際、約150メートルにわたるヨシの草原が倒れ、からみついていたアレチウリの重さで起き上がれなくなった。そのためヨシの葉をねぐらにしていた2万羽以上のツバメが生息できなくなり、別の場所に移動した。市民団体「府中野鳥クラブ」によると、「昨夏は50羽程度しか確認できなかった」という。同団体は5月から有志で抜き取り作業を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000022-maip-soci