速く叩けることが
ゴールではなく
コントロールができることが重要
速く叩くことができるって
ドラマーにとってはすごく魅力的な要素ですよね
速く叩けるドラマーはみんなの憧れの的です
でも速く叩けるっていうことは
それ相応の努力が必要になります
でも彼らがどう努力してたかというと
意識してたか無意識だったかは別として
速く叩けるようになることはもちろん
スティックやペダルを
コントロールできることに
重点をおいていたのではないか
と僕は考えていますね
ここでいうコントロールとは
音符をしっかり表現できているかということです
つまり速く叩こうというだけの心持ちでは
厳しい話速く叩けないと思います
『速く叩けるだけじゃダメ言われても
速く叩けるってことが既にカッコいいじゃん』
とあなたは思うかもしれません
速く叩けることがカッコいいことは
僕もそう思っています
ただ速いというだけで
そのスピードを制御できないことが
まずいことなのではないかと思うのです
脳みそや耳がそのスピードを
聴き取れてなく
頭で整理するよりも先に
腕や足が動いてしまっている
いまいちイメージが想像できなかったら
レージングカーで例えてみましょう
あなたが操縦しているレージングカーは
ものすごいスピードで走っています
そしてコーナーを曲がりたいのに…
スピードは更に加速し
ハンドルもブレーキも効きません
このあとどうなるかは…
想像できますよね…
そのままクラッシュし
車は大破、自分は大怪我
最悪死ぬ事だってあります
大袈裟な表現にはなってしまいましたが
おわかりいただけましたか?
ブレーキもハンドルも効かない車なんて
乗りたくないですよね
あなたもそれに似たようなことが
速く叩こうとしているときに
起こっているかもしれないのです
だから速く叩けるドラマーはみんな
『ゆっくりなスピードから始めるのが近道』
と言うのかもしれません
要はゆっくりだったらコントロールできる
そのコントロールできるスピードを
だんだんあげていくことが大事
と思っているから
このような言い方になるのかもしれませんね
だから速く叩けることがゴールではなく
コントロールできる事が重要なのだと思います
今回はコントロールの大切さについてでした!
ありがとうございました!

