膵臓がん 私の記録③~生検・確定診断・治療計画 | ぽちぽち日記

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2012年10月。突然息子が眼がよく見えないと言い出してからの記録。

2/20入院し、即日生検。徒歩で検査室まで行き、ベッドに横になる。眠り薬を点滴で入れられ、気づいたらちょうど終わってたびっくり

すごい・・。途中、何かが胃の中を通る夢みたいなのを見ていた気がする。

 

2/20は金曜日だったので土日と天皇誕生日はヒマ。3日間おいしい病院食ナイフとフォークをモリモリ食べる。軽い糖尿病もあるのでおやつはガマンしてたら入院中2キロ痩せた。

 

2/24、担当医師が体調崩したので代わりの医師が明日、確定診断の説明します、とのこと。どうやらコロナに罹患したぽい・・。

結局この後、診断書等もすべて代わりの先生が書いてくれたので、この担当医とは検査までのお付き合いだった。

 

2/25、19:00に息子が来院し説明受ける。

画像見せられつつ「これが腫瘍です。1.8cmから2.0cmくらい。検査の結果、悪いものでした」と告知。まあそうだよね、と思っていたので「はい」とだけ答える。しかし2/5から3mm以上成長してるんかーい。

すかさず息子が

「ステージとかって・・」と。

 

「うーん、ⅠbからⅡaってところですかね」そうなんだ。

続けて

「で、今後ですが、先に抗がん剤をしてその後手術を目指す形になると思います」

手術可能との判断なので今後は消化器外科へ移動してもらいます」

とのこと。そういう仕組みなのか。

 

2/26、外来にて消化器外科受診。

ハキハキしていて話すことも明確で、内科の先生とはタイプが違った。波長が合う感じ飛び出すハート

臓器のイラストを描きながら説明してくれる。

 

「膵臓の頭の部分にがんがあります。なので病名としては『膵頭部がん』になります。抗がん剤を実施し、その後手術、そのあとまた抗がん剤を半年から1年。これが膵臓がんの標準治療です。長丁場ですが頑張りましょう」と。

 

手術は膵頭部がんの場合十二指腸を切除して、胆管も取り去り、代わりにそれらを再建して、等々説明受けるけどチンプンカンプン。でもいいの、もう「お任せ」って腹は決まってる。

 

標準治療の抗がん剤治療に2種類あると提示される。

ひとつは

GS療法。ゲムシタビン+TS-1でゲムシタビンは点滴、TS-1は飲み薬。髪の毛は抜けません。2サイクル実施。

 

ふたつめは

GnP療法。ゲムシタビン(ジェムザール)+ナブパクリタキセル(アブラキサン)で点滴のみ。髪は必ず抜けます。3サイクル実施。

 

どちらにするかは患者さんが選べますが、効果が高いと考えるのはGnP療法のほうです。

 

とのこと。

 

「いやもう迷わずGnP療法で!!髪の毛くらい構いませんびっくりマーク」と答えた。