テレビ朝日のドラマ「友情」を視聴。
ミスターラグビー、平尾誠二さんとノーベル賞の山中先生の友情の物語。
対談をきっかけに家族ぐるみのお付き合いだったお2人の、癌闘病に立ち向かう友情の物語。
山中先生の視点で語られる物語だけど、基本は平尾家の家族の物語。
松尾さん役の本木雅弘さんも、奥さん役の石田ゆり子さんも、ドキュメンタリーとしか思えない。
一番泣いたのは、一時危篤になった際に病気を初めて知らされたお母さんを演じる倍賞美津子さんの演技。母親の必死の叫びで戻ってくる息子。そこからしばらく元気に回復するんだからすごい。
そして息子くんの、「こんなに家族で過ごせたのは初めてで、不謹慎だけど楽しかった」の台詞も切ない。
あの伝説のラグビードラマ「スクールウォーズ」は平尾誠二さん達の学校がモデルだったんだよね。四方堂亘さんが演じたのが平尾誠二さんに該当する役。
ドラマの最初に2019年のワールドカップのリアル映像も流れて。中学の遥か下の後輩が映ってて、その遠い親戚なのが自慢だった、仲良かった同級生も昨年癌で亡くなったから、初っ端から切なかったな。
人は、いつか地球から立ち去らなきゃならない。
それがいつなのか、残り時間はどれくらいなのかわからない。
生き切る、って事を考えさせられるドラマ。