BSのシネマ枠を適当に録画していたら見つけた映画。
写真はYahoo映画より
1950年代?
教師だったユダヤ系アメリカ女性が運転ミスをして息子に車を取り上げられ、運転手として送り込まれたのが牛乳のトラックを運転していて、孫娘もいる黒人男性。
息子の経営する会社は成功していてお金持ち。
なかなか頑固な女性ですが、いろんなエピソードを経て運転手に心を開き、最後は親友と呼ぶまでになるのを描く四半世紀の物語。
大戦後でも、黒人差別どころかユダヤ系の人たちも差別され続けていたことを示唆するエピソードも幾つか。
差別って何なんだろ。アメリカはそもそもインディアンの土地なのにヨーロッパから勝手にやってきた白人が、さらに奴隷として黒人を連れてきて使役に使って。
まあ日本なんて同じ人種なのに小作人は奴隷みたいな暮らししてたんだろうけど。
まあでも、頑固なデイジーですが、そこには差別意識は薄いようで、嫌な人ではなかった。
嫁とは合わないみたいだけど、息子が板挟みになりつつもキチンと母を気にかけてる様もよかった。
大きな事件は起こらず、小ネタのみで淡々と2人の歳月を描いた映画。
こういうの、好きです。
知らなかった作品だったので拾い物
字幕だと画面に集中しなくちゃなので、家で見るのは吹き替えがいいな、と、金曜ロードショーばかり録画してたけど。
メジャーどころの作品もいいけど、掘り出し物の多い枠も、毎週録画にしてみました