●突発入院62日目。


CVポート再留置手術日。



感染症治療の妨げになる、と入院早々に抜去されてしまったCVポートの再造設。


・ステロイドの影響で睡眠時に中途覚醒はあるものの、前回のポート造設前日、一睡も出来なかったのと比べれば全然マシですな。


・9:30に手術場所である放射線科へ降りて来いと、9:15頃に呼び出しが。


・前回手術日はベテラン元受け持ち看護師さんが日勤担当だったけど、今回は看護師一年生の、しかも神内に移動して来たばかりの看護師さんが担当で。


主治医ーずが朝回診で自分の所に突っ込んで来たタイミングで知らせに来た新人さん。

結局後10分間で用意する羽目に。


・前回は、呼び出しがかかった時には前日夜に取ったルートが既にダメになっており。


刺し直しルート確保に看護師さんずがわらわら病室へと集まり、2人部屋の病室は満員御礼。


最終的に病棟のルート確保の神まで出張って来る騒ぎになり、呼び出しから20分はすったもんだしてた記憶が。


※↑この時点で手術着に着替えは済んでいた。


・今回は右首下に入ってるCVカテーテルが使えるとの事でルート確保はいらないとしても


今から手術着に着替えて、気持ちを落ち着ける=めっちゃ眠くなるアタラックスpを打って、カテーテルにエルネオパ→もしもの時のルート確保用生食に繋ぎ変えてストレッチャーに乗る


ソレを後10分で済ませろ、なんて無理ゲーデスヨ。


・効いて来るのが遅いと分かっているアタラックスpを先に打ってくれーと言ってみるも、初めての事でテンパってる看護師さんには通じず。


それでなくとも一年目看護師さんは

先輩の見守りが無いと患者に筋注打てないんダヨ。面倒な。(注:静注は禁止)


・前が簡単にはだける手術着に着替えてからようやっとアタラックスを打たれる。


アタラックスpは針を刺された瞬間は大して痛く無いけど、薬液注入時が半端なく痛い。

思わずイタタタタと声が出る。

布団針でザクザク刺されてる感じがするヨ。


・自力でストレッチャーに乗り、さっきまでエルネオパを繋いでたカテーテルに生食を繋いだは良いけど生食が落ちていかない。


急ぐ時に限ってトラブル起こりがち。


・ダメだわもう詰まってる。ヘパリン持ってくるわ(バタバタ)とか、このチェックシート漏れがあるよ、口頭で伝えて、とか。


居合わせた師長さん立ち会いの元、日頃良くおしゃべりするベテラン看護師さんと副師長さんが指導がてら手伝ってくれ。


何とか体裁を整えた時には10時一歩手前。目標時間大幅にオーバー。

大胆遅刻。


・新人さんにストレッチャーを押されて放射線科に到着。


執刀はやはりゴッドハンドが背後霊に付いた下っ端ドクター。


嫌だなあ…正直不安しか無いヨ。


・頭から緑の布を被せられ、マスクしてるのも相まって一気に顔が暑くなる。毎度毎度いやんな感じ。


・局所麻酔を打つ時、前回みたいに痛みで目ん玉カッってなるかと思ってたんだけど、ウッ痛っ、位で済む。


病棟出発が遅れた分、アタラックスpがゆるゆる効いて来てた模様。

コレが救いになるか?


・鎖骨下位置としてポート造る場所の上方からカテーテルを入れてた途中で、下っ端ドクターが戸惑っているのが分かる。


『進まない…』


下っ端ドクターと背後霊ゴッドハンドが一時的に交代。


カテーテルを押してみたらしいゴッドハンド


『あ、硬いわ』


どう言う事デスカ?

私の血管に岩でも詰まってましたかね??


・その後、カテーテルを一旦抜いて再度入れ直し。


CVポート本体が入るポケットを造る、と皮膚を思いっきり数回引っ張られ。

痛っイタタタタッ、と声がでましたヨ。アタラックス効いててもめっちゃ痛いがな。


・結局ポケット造ってから局所麻酔を足した下っ端ドクター。

ちょ、おま、順序が逆だろオイ。


ポート本体を前回よりも随分と下の方に入れたみたいだけど、その辺り消毒はしてたけど麻酔は一度も打ってないよね?

何しやがりますかこの下っ端は(怒)


ゴッドハンドが執刀した前回はいつポケット造ったの?って感じだったんだけど。これが腕の差か。


・手術はおおよそ1時間位で終了。

病棟に帰りベッド上安静二時間。


その間眠くて眠くて眠くてたまらず、こんこんと眠り続ける自分。


・病棟に帰ってきてから一時間半経った辺りで尿意が。


前回の轍を踏まぬよう事前にトイレに連れて行ってもらってからストレッチャーに乗ったのに。


手術中はエルネオパ外してたんだけど、もしもの時の生食が全量入っちゃってて体内に入った水分はむしろエルネオパ1時間分60mlより全然多いんだよな。    


・それでも前回程の尿意ではなく、無事二時間を乗り越え手術終了。


終了と同時にトイレへ直行。

お疲れ様っした自分。


CVポートは前回と同じく身体の左側だけど、同じ場所には造らないと事で。

今回の位置は脇に程近く、前回比鎖骨からかなり下方。


↓エグい画像デス。注意。↓







































・上から触ってみると、ゴツゴツした突起のようなモノがあるのが分かる。


え?CVポート本体て丸いもんじゃないの??

前回のは自分で丸いポートが確認出来たんだけど、これは全然分からんぞ???


・薬液入れる時はCVポートの中心目掛けて針を刺すのに、中心は一体どこよ?迷子になってね?


これでも手慣れたヒトならちゃんと刺せるのか??謎過ぎる。


執刀が下っ端ドクターだったし、二日経った今でも手術室でドクターが言っていた患者用携帯カードが手元に届いてないし。不安しかないヨ。


↑昨年12月まで入れてたCVポート初号機のカード。裏に製品番号記載。


・その後、手術で弄った辺り全体に謎の筋肉痛が発生。


この痛み、前回の術後の痛みとは種類が違う気が。


CVポートのポケットを造る為に、皮膚とその下の筋肉を無理矢理剥がしたのが原因じゃないかと。


・現在、脇近くにCVポート→上からテープがガッツリ貼られていて脇にまで侵入してるので、左腕がすんごく動かし辛いデス。


ポート針入れてテープ止め状態になったら、ずっとこんな感じか??

ヤメテクレヨー。