●突発入院〜60日目。
エラく間が空きました。
その間色々ありまして。
・C Vポート再留置の日程決定。
車椅子で本日担当だった受け持ち看護師さんに連れられて放射線科外来へ行き、ドクターとコンサル。
2/2に手術。
・最初にCVポート作った時も受け持ち看護師さんが同じで。
手術前手順を熟知してて、ドクターへのツッコミもとい質問も的確、その辺り心強いデス。
手術日には他部署に移動になって他のヒトがついてると思うけど、昨年3月に入院してきてから今まで色々助けて貰いました。本当にありがとうね。
・留置場所は前回と同じ左鎖骨下。
最初、右に造ると言ってた放射線科ドクター。
右腕に血漿交換用シャント有、
炎症反応があったのは脊椎、圧迫骨折の下辺りで。
CVポートが熱持ったり腫れていた訳では無い=ポート感染ではなく、感染症治療の妨げになると言う理由で抜去した
と説明したら、前回と同じ左鎖骨下に入れましょう、と言う事に。
・ポート手術の何が嫌かって、術前に注射するアタラックスPが一番、ね。
あれ筋注なんでめっちゃ痛いんですよ。もしかしすると局所麻酔する手術本体より痛いかも。
・【ココロを穏やか〜にする】という触れ込みの薬で手術中の沈静を期待して投与するモノなのに術中は効かず。
局所麻酔を打つ度にその痛みで目ん玉をカッと見開いてしまい、
反対に手術が終わってから超眠くなり、こんこんと眠り続けると言う…
アタラックスP、打つ意味ねえよ!
・残念ながら今回の執刀はゴッドハンドでは無い模様で。
ゴッドハンドが背後霊に付いた下級医が担当っぽ。
あーー予定通りの1時間手術、下手したら一時間超え確定や。嫌だなあ。
・プログラフ減薬事件
・12月に感染症&背骨の圧迫骨折で大学病院に緊急搬送された当初から『感染症に弱くなるからステロイドを減薬したい』と外来主治医に聞かされてまして。
・そこからずっと音沙汰なく。
一月も中旬に入った先々週の神内教授回診でNo.2が代表で回って来て『ステロイドを減薬させてください』との言葉があったので
あーやっとステロイド減薬の話が進んだかあ。
感染症の状態が落ち着いて来たから?
来週の水曜日辺りからかな?
と身構えて待機していた自分。
・その回診から二週間後。
入院中の患者は水曜日に、水曜夜服薬分〜水曜昼分までまとめて一週間分の薬が処方されるのですが。
朝のプレドニンは4錠20ミリのままstay、お昼のプログラフが4→3錠に減らされておりました。
・へ?何でさ?と、頭の中がハテナマークでいっぱいになった自分。
その日日勤担当だったうめらー看護師さんに
ステロイド減薬は聞いているけどプログラフ減薬は聞いてないよー
と伝えたら、処方した研修医日村くん(髪型がバナナマンの日村に似てる)がすっ飛んで来ましたヨ。
・全体カンファでなく、先生同士のちょっとした集まりで
ステロイド減薬かプログラフ減薬かで意見が割れていたとの事で。
プログラフの方を減薬した、と。
・12月からずっと外来主治医がステロイドを減薬すると言っていたのを知らなかった、と日村くん。
・いやあのね。
プログラフよりもステロイドの方が副作用てんこ盛りで骨にも多大な影響を与えるんだから
(現に20ミリ服用半年で背骨を圧迫骨折してるんだよ自分)
議論の余地無く、先ずはステロイドから減量するのが定石でしょうに。
・なるべく日々の経口ステロイドの量を下げて状態維持するのが重症筋無力症治療の原則ヨ。
寛解の見込みの無いMG患者だと一生飲み続けなくてはいけないステロイド。
骨に影響する以外にも副作用が強い薬だから、一回の服用量が少なければ少ない程いいよね?
・No.2を筆頭に外来主治医他上級医はソレをわかっているから、ステロイドを減薬する、て言うとんのよ。
・初期研修で一月のひと月だけ神内にいる日村くん(←私以外のMG患者を担当した事が無い)は分からなくても仕方ないかもだけど、
その集まりの中でプログラフ減量を主張してた神内ドクターが居たら大問題デスヨ。
・12月末まで外来主治医の下で担当についてたひょろり先生@ドクター1年目ならステロイド減薬の件を知ってるかも?と言ったら日村くん
そこまで申し送りされないし、主治医チームローテ制の弊害ですねー
と返して来て。
・もう一人、熱血先生@同じくドクター1年目は滅多に病棟で見かけないので(ソレでいいのか?!)会話に混じるとは考えにくく。
おそらく正式に神内医局に所属してるひと…身分がドクター以上は、その議論に参加して無いのでは?と。
※ドクター=2年間の初期研修を終え自分が進む専門科を決めた医師。
医学部卒後3年目以降。
・直ぐに外勤に出ていた外来主治医に連絡。
翌日から朝ステロイド15ミリ、昼プログラフ4錠処方に変更、事なきを得マシタ。
・抗生剤投与終了。
一日3回×8週間の長期計画終了。
クリスマスも正月も居座りBBAの騒音に耐えながら病院で…
ふう、マジ長かったヨ(遠い目)
・炎症起こした場所にもよるけど、免疫抑制剤を使ってる人が感染症を起こしたら想像以上の長期間、抗生剤投与入院になりマス【実例:きさらぎ(仮)】
疾患治療の為、ステロイドや免疫抑制剤で自己免疫を下げてる方々、くれぐれもお気を付けを。
・きさらぎ(仮)、卵焼きにぶちキレる。
鶏肉メインメニューが昼夜連続で出てきた次の日。
昼→卵焼き(薄目)、夜→卵焼き(厚め)
登場。
付属調味料がケチャップ、って。
どっちも同じ味付けやん!
↑鶏とりトリ。
グリル系は見た目同じに見えるけど味付けは違うらしい。
これが連続で出て、やっと鶏肉責めから逃れられたか?と思ったら…
↑今度は二食連続ケチャップ味の卵焼き。違うのは厚み(焼き方)だけ。
・見た瞬間にメイン全残し決定。
完全にぶちキレマシタ。
せめて一つは醤油系だし巻きにしてくれればまだマシだったモノを。
・前々から思ってたけど、素材を適度にミックスして、何日も鶏肉メインが続くのを回避する芸当が何故出来んのよ?いくら好きでも飽きるがな。
・連続登場素材は見たくも無くなるんだぞ?
既に鶏肉は基本全残しで気が向いた時に一口味見する程度で。
今度は卵かよ。
・病院食として登場するモノで食えるタンパク質が、豚肉・牛肉、チーズとヨーグルト辺りの乳製品位になって来たじゃマイカ。
家からの救援物資、ヨーグルトとスライスチーズと笹かまで生き延びるしか。