●突発入院〜42日目。


・数日前ドカ雪が降り、それが二日続いた影響で豪雪パニックに陥っているきさらぎ()在住地方。


・入院中のきさらぎ(仮)には影響少ないんですが。

外界の旦那は大変らしいと聞いとりま。


・朝起きて車を掘り起こして駐車場から出られるよう道をつけるのに2時間。

(管理人のおっちゃんが来るまで融雪が出ないから、出勤する早朝は自分で雪かきせんにゃならんのさ)


道中雪道の凸凹トラップに留意しながら、渋滞する車の列に並ぶこと1時間半余り。


通勤ラッシュを外しても激しく時間がかかり、朝早く出て夜遅い毎日だそう。ザ・ハード。


・入院中の大学病院の駐車場も雪の山に埋まっていて、職員複数が大雪の為病院にたどり着けず。


昨日など大学病院外来が一日休止になる始末デスヨ。どんだけー


・ドカ雪が降った初日など、夜7時に病院を出た看護師さんが、日付けが変わっても家にたどり着けなかったそうで。

以後、病院に泊まる看護師さんが続出との事。


・病院のどこで寝るのか?と尋ねたら、外来の処置室ベッド(カーテン一枚の仕切りのみ)か、診察室の緑色の長椅子的なベッド(病棟ベッドの2/3の幅。でも個室なので気兼ねなくイビキかいて眠れる)あるいは病棟の空きベッドを動員する、と。


なんかもうお疲れサマです、としか言えねえ。


・受け持ち看護師さんから聞いた話。


師長さんから、食糧調達手段がないので食糧持参して病院に来い(雪が酷いので来なくていいとは言われないのがミソ)とお達しがあり、持ってきた食糧が、カップ麺/カップ麺/レトルトカレーとか。


激務でその食事とは…彼女の身体が心配になるわ。


・大雪で物流が死んでおり。

聞く所によると巷のコンビニからパンやおにぎり、お弁当、冷凍食品が姿を消し。

スーパーは野菜や卵、豆腐等の生鮮食品や日配品が空になっていて。


・院内コンビニもご多分に漏れず、すぐに食べられるパンやお弁当類はすっからかん。


次の配送も未定で、売ってるのは飲料と石鹸位だと。どんだけー再び。


・院内のたこ焼きとかフライドポテトが入ってるホットスナック自販機が完全売り切れ。

一部自販機に置いてあるカロリーメイトも激売れで品切れ。


そら飲料だけじゃお腹ふくれんもんね。固形物に殺到するのも分かるわ。



↑ホットスナック自販機。以前撮った写真なので通常営業中。
長いことこの病院に通ってるけど、売り切れは記憶に無いデス。


・そんな中、病院食にも影響が。


大雪が降った翌日、先ずは朝食のパンが届かなくなり。

パン食のおかずとご飯一膳という内容に。



ご飯+スライスチーズ、味的にはイケましたわ。塩味ならなんでもいけるんちゃう?


米粒の喉残りが早くて、ご飯2割程度しか食えなかったけどね。


※自分の場合、麺類>パン>ご飯の順で可食量が多いデス。

主食の形態は嚥下障害者にとって死活問題ヨ。


・更に野菜等の生鮮食品が全く届かず食材が揃わないと見えて、食事内容が貧相に。


・病院食常食は野菜の付け合わせが添えられたメイン一皿野菜の副菜2品がデフォのところ。


野菜副菜が一品のみに。

メインは付け合わせナシで焼いた鶏肉のみボンっと乗ってたり。

なんとも殺風景と言うかハードボイルド。



↑野菜が嚥下的に厳しい煮物しか無く、ほぼほぼ食べられない内容。

主食が蕎麦でよかたヨ、しみじみ。


・翌朝の朝食はパンが復活したものの、メニューから毎回必ず付いていたフルーツが消え。


サラダはインゲンとカリフラワー一房と少量の水菜と。調理部に残っていたありモノを総ざらえしてぶち込んだと思われるルックス。

いつもの半分程度の量しか無かったデス。



あ、サラダ皿にキャベツがモリモリなのは、旦那からの救援物資のカットキャベツを乗せたからでござい。


休みの日に三時間かけて(雪が無ければ40分で到着出来る)パンとか着替え等を届けてくれた旦那に感謝。


・出てくるモノの量が減ったお陰で相対的に可食量増えましたさ。


食べられる量は変わって無いのに見せかけだけ嚥下障害状態UP

なんだかな。