東北新幹線で遭遇する殺し屋たち

(あらすじ冒頭)

 息子のかたきを討つ為に東北新幹線に乗り込む元殺し屋「木村」。中学生の枠を超えた残忍な感覚と知力をもつ「王子」。二人組の有名殺し屋「蜜柑」と「檸檬」。ひたすら運の悪い「天道虫」。それぞれの思惑と司令が交錯する。

 

疾走感と中学生「王子」への異物感

 凄腕の殺し屋達が疾走する東北新幹線の中でしのぎを削る。盛岡に向かう列車でのバトルは想定外の登場人物が次々と現れて疾走感があります。殺し屋達の中で異彩を放ち、ときに異物感がある「王子」その冷静で冷酷な思考には嫌悪感をいだき続けました。作中に王子が何度も発する「どうして殺人はいけないのか?」という問いは少年犯罪の象徴のようにも感じました。

 「どうして殺人はいけないのか?」の問いは各登場人物がそれぞれの切り口で返答していきますが私個人は塾講師鈴木の回答が腑に落ちました。

 

「殺し屋シリーズ」の2作目

 2021年10月現在、伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズは3作品です。それぞれ独立したないようなのでどの作品から読んでも影響はありません。しかし、作品中で同じ登場人物が登場するので個人的には発表された順に読むことをオススメします。1番目に「グラスホッパー」2番目に本作「マリアビートル」最後に「AX」。実は私は「グラスホッパー」「AX」「マリアビートル」の順に読んでいるのですが、全く問題なく楽しめました。

 

オススメの方

1.ハードボイルド好きな方。

2.エンタテインメント作品が好きな方。

3.殺し屋シリーズを読んだ方。

 

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