「パクる」を肯定的に捉えている新鮮さ

 「パクリ」には盗作のマイナスイメージがありますが、過去の歴史的な流れを提示しながら解説してもらうと肯定的なイメージに改善されました。それどころか、しっかり模倣を意識して作品を作ることは素晴らしいことであると再認識されました。完全なオリジナルにとらわれることがデメリットになる新しい認識も持てました。小説を書く人、読む人ともに読んでほしい一冊です。

 

模倣実践創作講座

 後半は実際に模倣をテーマに小説を書く題材が紹介されています。実践的に書きながら模倣を使って物語を創り出す練習ができて、小説を書いている、書こうとしている方にはかなり参考になると思います。もし書く予定のない方でも作家さんの創作過程のいち面をかいまみえて面白いと思います。

 

 模倣、パクリと言う言葉はマイナスイメージが強いですが、音楽のDJを例にとって説明されるととても腑に落ちる一冊でした。ただ安易なパクリは否定されています。是非読んでみてほしい一冊です。

 

オススメの方

1.小説を読む方。

2.小説を書く方。

3.文章に限らず何かしらの表現活動をしている方。

 

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