「陰獣」
不気味な影に追われる女性
(あらすじ冒頭)
偶然博物館で出会い知り合った女性、静子。元恋人から脅迫状が送りつけられているという相談に乗ることになったが、元恋人は陰湿に静子の生活を観察し詳細に手紙にその内容を書いてきた。どうやって元恋人は静子を観察しているのか?
想像を超えてくる展開に驚かされます
先が読みやすい展開に感じたので、自分なりの展開を想像しながら読み進めて行き、想定の範囲で決着をみられそうで安堵していたら、急展開で読者の想定をはるかに超えてくる展開に驚きました。そして結末もまた想定外でした。ぜひ読んで欲しい作品です。
「蟲」
青年と女優のたどる末路は
(あらすじ冒頭)
柾木愛造と女優木下芙蓉、陰にこもりがちな青年柾木と華やかな女優芙蓉。まったく別世界に住んでいる二人のように見えたが、共通の知人、池内光太郎により関係が明るみになる。柾木と芙蓉、そして池内は小学校の同級生だったのだ、柾木と芙蓉はその後恐ろしい事態になってしまう。
壮絶な文章に戦慄が走る
柾木が芙蓉に向ける愛情は強烈。徐々に深くなる愛情は底のない沼のようにずるずると深みにはまっていきます。柾木の異常な愛情は読者の我々の経験や妄想をはるかに超えたまさに戦慄の愛情です。終盤は色々な人にお勧めしたい反面、内容が強烈なのでお読みになる方はお気をつけて。
オススメの方
1.夏にひんやりしたい方。
2.江戸川乱歩に初挑戦の方。
3.ホラーを探している方。
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