史上初?実況小説
実況が散りばめられた小説。こんな本は初めて体験しました。随所に散りばめられた実況を小説がつなぐ。まさに古舘伊知郎さんが書いた本で唯一無二の小説ジャンル「実況小説」が生み出されてています。主人公 いちろうの半生を実況で綴る物語はテンポよく読めて、まさにプロレスを観戦しているように熱く読み切ってしまいます。このジャンル、面白い。
自伝的実況小説のリアリティに胸が熱くなる
本作は実名と仮名が入交じり、自伝なのか小説(創作)なのかわからなくなる物語です。しかし、主人公の”いちろう”がたどる人生はまさしく、プロレス実況アナウンサー古舘伊知郎。実在の著者古舘伊知郎さんと主人公いちろうをぼんやりと重ねて読み進めて行くと、プロレス、アナウンサーの世界の表と裏が交錯して熱い人生をたどる事ができる小説です。登場する、アントニオ猪木や長州力は実名であるもののTV局の名前や、同期の女性アナウンサーの名前は創作になっていてどこまでがリアルでどこまでが創作か?すべて事実か?はたまたすべて創作か?
この曖昧さが読者の想像を掻き立て、よりストーリーをボリュームアップさせるまさにプロレスそのものような小説です。プロレスファンはもちろん、プロレスを知らない読書好きにもこの異形の文学を体験してほしいです。
オススメの方
1.プロレスが好きな方。
2.古舘伊知郎さんが好きな方。
3.実況小説というジャンルを聞いたことがない方。
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