オスカー・ワイルド「サロメ」を巡る物語

(あらすじ冒頭)

画家ビアズリー研究者の甲斐は作家オスカーワイルド研究者のジェーンに呼ばれた。その理由はビアズリーの挿絵の新発見についての告白だった。

 

戯曲「サロメ」と取り巻く人々の人生

戯曲「サロメ」の作者、オスカー・ワイルド。その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。その姉のメイベルを中心に史実と錯覚するような迫真の物語。「サロメ」発表当時のイギリス、フランスの情勢。妖艶な魅力を持つ作品のサロメ、それを戯曲化したオスカー・ワイルドの人を惹きつける引力。天才的な画力をもつオーブリーがその引力に惹かれ人生に起こる波乱。そして、本作の語られる視点となっている姉メイベルの献身からの変化。戯曲「サロメ」そのものに引けを取らないほど妖しく、危険な香りの漂う物語になっています。

 

絵画を題材にした物語

今回、原田マハさんの作品を始めて読みましたが、絵画(挿絵)を題材に膨らんでいく作品を始めて読みました。散りばめられる実在する人物と作品をもとにそれぞれの登場人物が本当に息づいているように行動するので現実と物語の境界線がわからなくない、気が付くとこの世界に没入しています。この後、オスカー・ワイルドの「サロメ」そのものも読んでみようと思います。

 

オススメの方

1.絵画が好きな方。

2.歴史が好きな方。

3.原田マハさんが作る世界を感じたい方。

 

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