迷路館で起こるまさかの事件

(あらすじ冒頭)

 推理小説の大家、宮垣葉太郎の誕生日に推理作家4人と評論家、編集者、推理小説マニアが集められた。しかし、集まった当日、当人の宮垣は自殺し、遺書を残していた。宮垣の遺産を賞金にした小説の賞レースを開催すると。

 だが、賞レースの為に密室にされた迷路館で小説家の一人の遺体が発見される。迷路館で一体何が。

 

小説内小説の入り組んだ仕組みが衝撃を生む

 推理小説の大家の私邸で起こる事件にふさわしく、小説の中に複数の小説が現れて複雑に交錯し趣向の面白い作品でした。まずはこれを体験してほしい一作です。そして、展開が読めるようにヒントが散りばめられながら物語が進んでいきますが、実は読者は最終的には衝撃の展開を迎えると思います。この展開は読めない。最後まで読んで衝撃を味わってほしい。こういう映像化の難しい作品は是非普段読書をしない方におすすめしたい一冊です。

 

メモ 館シリーズ第三作

 

オススメの方

1.推理小説が好きな方。

2.展開を予想するのが好きな方。

3.謎解きが好きな方。

 

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