単純に「足並みがそろわない」人のエッセイではありません。
この本を手にしたときに単純に世間と足並みがそろわない、生きづらい人のエピソードを書いたエッセイだと思っていました。しかし、読み進むうちに、一本の電話から始まるタモリさんのエッセイ、音楽から見た志村けんさん、ふかわさんとラジオ、ふかわさんとDJ等エッセイの内容が多岐にわたって面白いエッセイ集です。
「歪んでいる」?ふかわさんの切り口が面白い
第1編の「略せない」。三軒茶屋は三茶、二子玉川は二子玉と略すのに祖師ヶ谷大蔵は略さないのか?とか、全てが可視化数値化されないと気がすまなくなっている現代についての「わからないままでいい」、自然環境について身近な視点から書かれている「溺れる羊」など、ふかさわんの視点が面白く気がつくと引き込まれてしまう文章でした。
気軽に読める本です。
文章も読みやすく、一つのエッセイがそれほど長くないので通勤時間に少しずつ読むのにも適しています。最近読書から遠ざかっている人にも読みやすいと思います。肩の力を抜いて手にとって良い一冊でした。
追記 ラジオについて
私はラジオが好きなのですが、ふかわさんのラジオは聞いたことがありません。でも本作中の「波子のため息」を読むとふかわさんのラジオ愛がとっても伝わる良いエッセイでした。こんなに愛のあるパーソナリティさんのラジオがあったならリスナーとして参加したいと思いました。ラジオ好きは必読のエッセイです。
オススメの方
1.最近本を読んでいない方
2.通勤時間に気軽に本を読みたい方
3.TV、ラジオが好きな方
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