猟奇的な６編の短編集
殺人事件好きな２人の登場人物を中心に書かれた短編集。猟奇的な殺人事件等、死にまつわる物語がミステリー要素を持ちながら語れていきます。
それぞれの物語が違うテイストで書かれていて驚きの連続です。初めて乙一さんの本を読みましたがアイディアに溢れていて驚かされ続けました。
裏切られ続けるストーリー展開
短編集それぞれ、こちらの想定を超えてくるストーリー展開は圧巻でした。まさかの結末を迎え愕然しました。
ここではネタバレしないように書いているので具体的には触れませんが小説の見方が１８０度変わってしまうストーリーもあり、もう一度読み返したくなること必至です。
こだわりの装丁もシビれる！
カバーを外すと裏表紙には・・・。是非実際に見てほしい。本の方もかっこいい装丁になっていて正に脱がしても凄い本。装丁をこだわった本に出会うと本当にテンションが上ります。
オススメの方
１．ミステリー好きの方
２．多少ハードな表現でも大丈夫な方
３．異色作が好きの方
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