他人の死期が見える苦悩
(あらすじ冒頭)
幼少期に両親と妹を火事で失い孤独な木山慎一郎。自動車のコーティング工場で地道に働いていた彼はある日突然、他人の死期がわかるようになってしまう。
他人の死期がわかっていながらそのすべてを救えない苦悩を抱えながら生活を送る中、女性と出会い恋に落ちる。死期の迫る他人を救いたいという思いとの葛藤を抱え続けるのだが・・・。
不器用な木山慎一郎がもどかしく尊く感じる
実直で、コツコツ仕事をこなす慎一郎。上司(社長)にも認められて、仕事の腕もある男。しかし、女性関係の経験はほとんどなく、デートの段取りや用意するプレゼントも少しずれている感じがもどかしい。
そして、他人の命の期限が見えてしまうことで、それを見過ごせず苦悩する心が美しく尊い。純粋な心を持つからこそ苦悩していく慎一郎に惹かれます。
あなたの命の期限は平均寿命まで?
この本を読んで、事故や病で亡くなる人物が登場します。私はなんとなく、大体80歳まであと何年あるな。とか思うことがあります。それまでに仕事を頑張ろうとか、家庭を築こうとかイメージをするのですが、登場人物たちを見ていると私も明日、事故で死ぬかもしれない。ならば「今日すべきことは何か。」と感じてしまいます。
オススメの方
1.胸が詰まるストーリーを読みたい方。
2.映画版を見たが小説はまだ見ていない方。
3.孤独を感じることがある方。
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