その母親の愛情は狂気?目を覚まさない娘と母親が周囲の人間を巻き込んでいく。
(あらすじ冒頭)
別居をしていた夫婦。そこに起こった娘の事故。プールで溺れた娘は意識が戻らず医師より「おそらく脳死」と告げられる。一度は受け入れた夫婦だが翻意し、娘を介護することを決める。
介護を決めた妻、薫子の狂気とも言える娘への介護が始まる。
死とは何か
この小説のメインテーマは「死とは?」。脳死は脳の機能が停止しているものの心臓は動いている状態。人は何をもって「死んだ」とするのか考えさせられる作品です。作中ではこれ以外の見方での「死」の捉え方も出てきます。是非作品を読んで「死」について考えてみることをおすすめします。
母、薫子と娘、瑞穂に関わる人々の心情に心を掴まれました。
夫や瑞穂の弟、親戚や祖父母、夫の会社の部下。部下の交際相手。様々な登場人物が薫子と瑞穂に影響を受けていきます。
それぞれの想いや悩み、苦しみに心を掴まれました。是非読んで欲しい一冊です。
オススメの方
1.移植医療に興味のある方。
2.東野圭吾さんが好きな方。
3.どっぷり小説の世界に浸りたい方。
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