今回取り上げるのは『大草原の小さな家』と言う、昔のアメリカのドラマで、再放送されたのを見て深く印象づけられました。このドラマ自体はかなり有名で、我がブログで取り上げるようなマイナーなものではないと思いますが、実は、このドラマで個人的に名場面、名セリフと思われる箇所が、ネット検索で出てきませんでした。
じゃーその部分を取り上げて、世に出してやるのがエキゾチックカルチャー扱い人・・・別名・駅狩人(エキカリスト)←勝手に命名(笑)・・・の役割だと思い、記事を書く事にしました。
印象強く残った場面は次の通り
①主人公のローラがオルゴールを盗んで脅される(シーズン3、悪夢のオルゴール)
②ローラのお父さんがお金になる仕事をゲットして高級料理を食べる(シーズン4、小さな恋)
③エドワーズと言うヒゲモジャのおじさんが家族と破局(シーズン8あたり?)
①ですが、これはウイリーと言う少年がローラに対して歌う歌、ランランラン!オルゴール!まあ、これは面白いと言うだけで特に奥が深い訳ではないですね(笑)ともかく弱みを握られて脅された場合、言う事聞いても弱みをばらされない保障はないと言う事を学びましょう。人を脅す人など信用できませんからね。
そして③はエドワーズさんが『サッカーじいさんのお通りだーい、洗面器はフライパン、熊手は櫛の代わりだねー』と言うような歌を歌いながらローラの居る店に入って来てローラと手をつないで踊る、ローラは昔ツバの飛ばし方を教えてくれた事も感謝してました・・・まあこれも面白いと言うだけですが(笑)
さあ問題の②です。このエピソードは、そこそこ知られていて、ネット検索しても取り上げられて記事にされてる方も少なくないようです。しかし、そこで放たれる名セリフは、まだ世に出てないようですね。
お金を手に入れたローラのお父さん=インガルスさんですが、仕事のパートナー=ガーベイさんと共に高級料理店に入る場面があります。そこで見たのはエスカルゴ、つまりフランスの高級料理。この場面は『インガルス エスカルゴ』で検索すると結構ヒットします。
そこでエスカルゴを見たインガルスさん、多分食べてはなかったと思いますが、ガーベイさんに話しかけるように一言『おいおい、こんなもの食べなきゃならんのなら金持ちになりたくないな』と言いました。
一見単なる話しかけた他愛ない言葉のようで奥深さを感じましたよ。と言うより、それを見た当時は素通りしてたのに、今になって言葉が心に沁みこんできたと言う感じです。もちろん金があったからと言って必ずエスカルゴを食べねばならないなんて事はないです。これはどんな本心なのでしょうか?
実は松本零士作『トラジマのミーめ』と言う物語で、金持ち猫の様子を見て『育ちがいいってのも大変らしいぜ』『我が家は門限なしのお出入り自由の気楽な天国』『並みの家の並みの猫でホントに良かった』と言う猫のセリフが出てきます。こちらの方が分かりやすいですね。
結局インガルスさんにしてもミー君にしても決して金持ちを羨んだりましてや嫉妬したりとは全く無縁です。お金は大事だしなければ困ります。でも必要以上得る為に余計に楽しみ奪われたりしたら元も子もないですね。お金が無限に出てくる悪魔のツボからお金を取り出してるうちに飢え死にするなんて有名な寓話は現実になってしまいます(笑)
今、どこぞの国では、金持ちから税金を取れと言う奴は金持ちに嫉妬してるからそう言うのだと言う決めつけの下、貧困率世界有数にも関わらず、金持ち減税した上で貧しい人の生活必需品から税金をむしり取ろうとしてます。そら、いくらインガルスさんやミー君のような人でも、生きてく最低限の保障がなければ自己防衛の為にも、『何で取れる所から取らないの?』と声を上げざるを得ません。
健康で文化的な最低限度の生活さえ国民全員が保障されれば、別に格差があっても金持ちから税金取れとは言わないでしょう、少なくともインガルスさんやミー君のような人ならば。だから、どっかの国でも消費税のない時代は、格差があっても金持ちから税金取れなんて声は聞かれなかったんですよね。金持ちは金持ちとして絶大な苦労をしてる事は少し考えれば分かるからです。
それが分からないと、どこかの市場原理主義の親玉みたいな人みたく『君たちには貧しくなる自由がある、ただし、成功した人の足を引っ張るな』など、ととぼけた事を言わねばならなくなります。要するに彼の言いたい事は『自分の足を引っ張るな』と言う事で、自分が他人の足を引っ張ってきた事は全く問題にしてないのが興味深い所です。
こういう人らは自分が嫉妬してるから、他人も嫉妬してるだろうと考えてるだけ、人の足を引っ張って来たから、他人も自分の足を引っ張るだろうと思い込んでるだけですね。本当に自分の幸せを真剣に考えてる人は、他人の足も引っ張らないし、嫉妬したりもしません。それが結局自分を不幸にするだけと分かってるからです。全ての人が金持ちになりたいと考えてる訳でないのですから、金持ちも庶民も、互いに傷つけ合わず、それぞれの役割を自覚して共存していく事が大事だと思います。