今日は、同じ職場にいる60代のおじいちゃんとのふれあい話。
そのおじいちゃんは
まぁ、基本は置物みたな感じで、
みんなからは“お地蔵さん”的な扱い。
仕事とかしてなくても誰も何も言わないし
理由も告げず遅刻・早退をしたって『よかろうもん!!!!』ってな具合。
そんなおじいちゃんがある時、差し入れでくれた飴が話題に・・・。
どうやら知り合いのおばあちゃんが1人でやってるお店の商品らしく
1つ1つ手作りの為に大量生産は出来ない様で
行っても売り切れてるコトもあるくらいそこの地元では有名な飴。
味もさるコトながら、何よりその驚きの低価格に購入者が殺到。
一躍、“時の人”となるおじいちゃん。
みんなが代金と一緒にそれぞれ買って来る個数を書いた紙を渡してましたが、
わざわざ買って来てもらうほどでもないと思い、
私はオファーしませんでした。
すると、
『アンタはいらんのね??』
と聞かれたので、
『飴以外に美味しいのは無いんですか??』
と、逆に質問すると
『アンコ餅も美味しいがね。味も普通のとヨモギの2種類あるし。』
という回答。
まぁ、せっかくなので
『なら、アンコ餅を2種類とも買って来てください。』
と、代金を渡してお願いした。
数日後・・・、
数は要望通りではなかったみたいですが、
飴を買って来てくれたおじいちゃん。
しかし、その日休みだった私の分は
置手紙と一緒にロッカーに入れてくれてました。
そこには、
『手作りで保存料とか使ってないけん、早めに食べんといかんばい。』
と書かれてました。
なので、その時いた同僚たちと
『あの飴作った人の餅だから、きっと美味しいハズ。』
と試食会がスタート。
が、しかし、パックを開けて餅を触ると少し硬い。
まぁ、昨日の分だし
仕方ないのでレンジでチンするコトに。
待ってる間に何気なく
もう1つのパックの裏面の賞味期限を見ると・・・。
3日過ぎてました。
えっ!?
昨日、もらってたとしても2日過ぎてる計算。
もちろん、温めてた方の餅も同じ期限。
しかも、よく見ると
消費期限
と書いてある。
事情聴取をしようにも
肝心の被疑者は不在。
還暦を過ぎたご老体ですので
様々な可能性が考えられましたが、
結局真相は闇の中。
そして、
引いている同僚たちを横目に
私は爆笑。
だって、
依頼主の手元に届く頃には、消費期限を過ぎている。
という、新しい“おつかい”のカタチを体験できたのだから。
結局、もう味とかどうでもよくなって
席を外してた同僚に譲渡。
翌日、
顔を合わせたおじいちゃんに
『アンコ餅、美味しかったです。』
と伝えると、
『そうね。なら、また買って来ようかね。』
と、笑顔で言うおじいちゃんの目を
まっすぐ見つめるコトは出来ませんでした・・・。