今回はYUKIちゃんのシングル『2人のストーリー』発売記念 第3弾!!




3曲目に収録されている『朝が来る ~Tune in to a new world ver.~』という曲のタイトルにちなんだエピソードを紹介します。








そう、あれは友人たちと時間を気にせず遊んで終電を逃したサタデーミッドナイト。




普段なら友人宅にお泊りするところですが、サンデーヌーンに予定が入っている為に始発で帰るコトに。






只今午前4時。




近くのファミレスなどで時間をつぶす案も考えましたが、極限の眠気により“寝過ごし”の恐れを感じ断念。




とりあえず、30分ほど歩いて博多駅に向かい、1時間ほど駅で待つという結論に。






いざ、駅に着いてみると普段とは明らかに違う異様な雰囲気。




それは『学校』・『病院』・『墓場』の“真夜中に危険な場所トップ3”に匹敵するほどの不気味さ。




むしろ、終電から始発までという限られた時間しか見せない顔な分、そのギャップはトップ3以上かも・・・。







必要最低限の明かりしか点いていない駅内部は10m先も見えない状態。




限界に達した睡魔と、えも言われぬ恐怖感で、無謀な侵入を諦め




一番手前にある改札の前で仮眠を取るコトを決意。






柱に背を向け体操座りで眠ろうとすると、聞きなれない金属音のようなモノが聞えた。




顔を上げてみると、深淵の闇の方から車椅子に乗った人が猛スピードでこちらへ来ている。









しかもバックで!!!!








その“おばあちゃんのようなおじいちゃん”、もしくは“おじいちゃんのようなおばあちゃん”は




3m先で止まり、じっくりこちらを伺った後、元来た方へ今度は普通のスピードで戻って行きました。






その後姿を目で追っていくと、その暗闇に慣れたせいか、さっきまで見えなかったモノを発見。







なんと、10m先から奥に広がるのは“ダンボールの住人たち”の世界だったのです。






各々が決められたスペースを与えられ、その場所に自分の“ねぐら”を作っている様は




同じ日本とは思えない光景。









まだ、若かった当時の私にそれはあまりに強烈なインパクトで、10m先と自分との間にある







目に見えない境界線を確かに感じました。








そして、きっと、さっきの車椅子の人はその機動力を生かし、“新入り”が来たかどうかの偵察に来たんだと推測。





その後、しばらくは本気で“追い剥ぎ”に遭う危険を感じ、寝たフリで様子を伺ってました。











もちろん、そんなデンジャラスな問題は発生せず、ようやく寝入ろうかとした瞬間。








生まれて初めての職質。







家出少年と間違われて、身分証の提示を求められました・・・。











“家に帰ろうとしている人間”に職質をして、“家の無い人たち”は見て見ぬフリをする。









それは、いわゆる“暗黙の了解”的なモノを知った瞬間。










たった1時間弱ですが、様々な体験をした濃厚な夜。






その日に浴びた朝陽はいつもよりも眩しかったコトをよく憶えてます。












※あくまで数年前の話ですので、現在はきっと違うと思います。