今を遡るコト7~8年。
まだ、私が映画館で働いていた時の出来事にございます。
その劇場はシネコンで、話題の映画の公開初日のレイトショーというコトもあり、館内は多くのお客様で賑わっておりました。
私の仕事はフロアー係として主に10以上あるシアター内の清掃や入退場の誘導などで、
上映時間など決められたタイムテーブルとの戦いですので集中して職務に励んでいますと、ある女性が尋ねて参りました。
女 『あの・・。』
私 『はい。どうかされました?』
女 『私、チケット買う時に“スターウォーズ”の字幕って言ったんですけど、今見たらチケットに“エピソード2(字幕)”って書いたあるんですけど・・・。』
一瞬、時が止まりました。
そして、『では、アナタはスターウォーズのエピソード的には何を観に来たのですか?』っと問いたい気持ちをグッと堪えて優しく説明してさしあげました。
私 『チケットにはタイトルのスペースが限られていて“スターウォーズ エピソード2(字幕) ”とは書けないので、“エピソード2(字幕)”と書いてあるのです。』
すると、その女性は頬を赤らめて『・・スイマセン。』と言い残して去って行かれました。
まるで交通事故にでも遭ったかのように一瞬の空白の時間が過ぎた後、我に返りタイムロスした分を取り戻すために更なる精進を求められたのは言うまでもありません。