悲しくて泣き続けた 泣き疲れて夢を見た

行ったことも無いキレイな場所

そこにはアナタが立っていて 何か言ってるけど聴こえない


目が覚めると朝が来ていた

きっとアナタが呼んでいると思ったからすぐに出かけた

当てのない旅 夢で見た場所への旅

不思議と行ける気がする


夜が来て ミカヅキが尋ねた

『どこに行くの?』

私は言った

『夢で見た場所』

ミカヅキはハハハと笑って

『では、このままキミの足元だけ照らすとするよ。』と言った


だから、私はお願いをした

『どうか少しの間だけアナタを夜空に映してください。』

すると、ミカヅキは夜空にアナタを映してくれた


いつものようにしかめっ面のアナタを・・・


時々、アナタとの“オモイデ”と一緒に抱いていた“カナシミ”が

『そこに行っても何も無いよ。』とイジワルを言ってきたけど

そんなことはお構いなしに歩いた


夜空にはまだアナタの面影が残っていて

自然とアナタの好きだった唄を口笛で奏でた

いつものように合わせてくれるアナタがいないから

とても切ないメロディに聴こえる


ふと、間違えた気がして夜空にアナタを探したけど もういないから分からない


次第に夜が明けてきて夢で見た場所に着いた


そこからは海が見えて太陽が顔を出そうとしてた

水面に朝陽がキラキラ輝いてプリズムみたいでキレイな場所


青く澄み切った空の下 私はアナタの“オモイデ”や“カナシミ”を放り投げた


“オモイデ”や“カナシミ”がキラキラ輝いて消える瞬間

アナタが笑ってた

何か言ってたけどやっぱり聴こえなくて

でもアナタは笑ってた





おしまい





【あとがき】

『プリズム』は“別れ”の曲というイメージがあって、

しかも、単なる恋愛とかの“別れ”ではなくて“死に別れ”の感じ。

でも、前向きさも併せ持っているので、そこを自分なりに表現しました。

個人的には“人と動物の絆”をイメージしてますが、

そこは強調せずに“人と人の絆”としても捉えられるような仕上がりを目指しました。






※このようにYUKIちゃんの曲を聴くと物語が浮かんでくるコトがあって、

それをノートに書き綴ってはいつかキチンとした作品にしようと奮闘中。

ただ、YUKIちゃんが好き過ぎるので、中途半端なクオリティーでは納得出来ずに

ほとんどカタチになってませんが・・。


なので、これから時々こういうカタチで出していこうと思います。

曲のイメージを壊さないようにしてますが、なにぶん文才がございませんので拙い表現をお許しください。