人との出会いそれが人生そのもの | park42

人との出会いそれが人生そのもの

ここ数年人との出会いの素晴らしさを感じるばかりなんですが、

素晴らしい人たちとの出会いの中からひとつ紹介したいと思います。

彼女と出会ったのは、韓国の春川で映画祭に参加するため韓国に行った時でした。

国際大学生平和映画祭

朴英二ブログ

通訳と案内という事で空港まで迎えにきてくれていたのが、大学生のキジョンさんでした。

朴英二ブログ

彼女は日本(千葉)に1年間留学した経験があり日本語がとても上手でした。

※僕は通訳はいらないな~と思ったんですが…春川まではバスで2時間ほどかかるので案内してくれたのはとても助かりました。

さて、話は戻りますが、彼女は日本に1年間いましたが、日本で在日コリアンの知り合いがほとんどいなかったので、在日についてもちろん朝鮮学校についてもなにも知りませんでした。

春川に向かうバスの中でも「なんで日本に住んでいるのに日本人にならないんですか?」と当たり前のように聞いていたことがいまでも鮮明に覚えています。

で…いつものように?1時間程度の僕の講義が始まるわけですが…( ̄Д ̄;;

朝鮮学校出身者とはじめてあって、下手ではあるけど会話ができ、文化も知っていて…そんな存在に刺激も多く受けたみたいでした。

それからというもの、在日についていろんな話をするようになり…「まとう」も観てもらって…

「大学生でありながら日本で民族の誇りを持って生きている人たちがいることすらわからなかった自分が恥ずかしい…」そんな話もしていました。

ボランティアで参加した映画祭の仕事も一生懸命で、日本から来ていた松永大司監督とも親しくなり食事にいったりもしました。

彼女は映画「ウリハッキョ」という有名な作品があることは知ってたので、「今度是非観てください。」と勧めました。

12月にもう一度韓国に行った時、金明俊監督とあう予定があったので、是非、明俊監督に合わせたいと思って彼女にも声をかけました。



あれから数カ月。。。

彼女は現在、在日の被災状況やウリハッキョ関連の情報を日本語から韓国語に翻訳して伝えてくれています。

現在モンタンヨンピル で重要な役割を担っています。

あの金明俊監督たちとともに。



人が動くと…

人と出会い…

そして何かが生まれ…

動き出す。



人との出会いそれが人生そのものであると実感するのです。