セセデ支援隊~福島ハッキョ編~
それは一昨日ツイッターでつぶやかれました。
「明日被災地への支援物資を届ける第一陣が出発します。…13時までに物資を○○○まで届けてください…」
連日TVで報道されている被災地の悲惨な状況…
被災地のウリハッキョで物資が足りないとの情報…
皆が思っていたこと。。。
それは…
「何か自分に出来ることはないだろうか…」
何か…
そう
何か…
翌日16日、朝会社に出かける途中…カップラーメンが積んであるお店を見つけすぐに買い上野に届ける事にしました。
16日正午上野に到着。。。
さっそく持ってきたカップメンを届けると
「あれ?これだけ?」
「これから集まる…と…思う…」
どことなく自信なさげな感じと思ったのは僕だけでしょうか
それでも目の前の支援物資を見ると…考えるより先に…
「撮影でついていけないですか?」
検討するとの答えをもらい、撮影の準備をするためにいったん会社へ
数時間後、連絡があり。
「18時に出発するのでそれまで来てください」とのこと
即効上野に向かうと…
…
そこには…
支援物資を満載積み込んだ2tと4tのトラックが
こんな短時間でよくこんなに集まったもんだ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
そして
18時30分。
青商会代表2名と朝青代表2名…急きょむりやりお願いして載せてもらった僕の5名で出発
東北地方へ向かう高速道路は、はもちろん一般車両通行止め。
でも…そこは準備万端。
事前に許可をとっていたので、そのまま東北自動車道へ…
すきすきの高速道路を順調にすすみ
パーキングへ…
するとそこには…
緊急車両ばかり…
ナンバーを見ると鹿児島。
全国各地より救援にかけつけているんですね。
…
セセデ支援隊の目的地は、福島ハッキョと東北ハッキョ。
福島ハッキョは郡山で東北ハッキョは仙台。
2台のトラックで分担していくべきかどうか。。。
しかし…朝青のC君は福島初中出身の東北朝高卒業生…
みんなで両方いこう
そして最初の目的地福島へ。。。
車はなれない4tトラック…またところどころ地面が舗装された後で盛り上がっていました。
事故のないよう…休憩しながら…ゆっくり運転し…
福島ハッキョと連絡をとりながら。。。
夜中の1時30分福島ハッキョに到着
夜中で一般の避難者の方たちはお休みでしたが…
本部のイルクンや先生達が出迎えてくれました。
凍えるような寒さのなか…一緒に支援物資を運びました。
若い先生達。女性の先生達も頑張っていました。
茨城で行われているセッピョル学園でお会いした先生達もそこにいました。
明るい笑い声を聞き少し安心もしました。
温かい飲み物を頂いて現状などのお話を聞きました。
「ガソリンがないのが深刻です。ガソリンさえあれば遠くの同胞も学校に呼べるのに…」
「今回の原発事故で物資がほとんど入ってこない。いまはなんとか物資を確保できているが今後どうなるかわからない。」
そう言いながらも…支援物資の中から
「これはいまのところ足りているから東北ハッキョに持って行ってあげてほしい」と…
原発事故からの放射能の問題も、非難している人達が冷静に判断できるようにと、チラシも作っていた。
「本当にありがとう!道程気を付けてください!!!」
その言葉を頂き、僕たちは福島ハッキョを後にしました。
17日午前2時30分福島ハッキョ出発。
気温ー4度。。。
少し走ると雪が降り始めていました。。。
どんどん雪も強まり…視界もわるく…
高速道路は車が通るとタイヤの跡が残り…それに沿って走れば、それほど心配もない。。。
でも現在一般車が通らない高速道路は、極端に車の量が少ないので、高速道路に雪が積もってしまう。。。
真っ白な高速道路…
「いつ滑ってもおかしくない。。。危険です。。。」
「もうこれ以上進めません。。。」
目的地の仙台まで50キロ地点で僕たちの車は進めなくなってしまった。。。
17日午前4時…
つづく