金銀花永夜&十の果て | park42

金銀花永夜&十の果て

この前ブログで紹介しましたが、劇団タルオルムの「金銀花永夜」とMayの「十の果て」観に行ってきました!!

「金銀花永夜」は、とある朝鮮学校を舞台にした物語です。

始まって終わるまで何度も何度も涙しました(ノ_・。)

朴英二ブログ

朝鮮学校を題材にした物語は数多くあれど、先生にスポットをあてた物語はあまり知らない。

政治の問題…揺れる学校…財政難…学生数の減少…

あまりにも…あまりにも悲しい物語…

セリフのひとつひとつにハッとさせられ…考えさせられ…

多くの高校生たちが観に来ていました…彼女たちも涙が止まらなかったようです。

素晴らしい作品でした。

と同時に辛い辛い作品でもありました。。

劇団タルオルムの金民樹座長は、私の大学時代の同級生です。

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政治経済学部でしたが…彼女は大学4年間、演劇に魂を注いでいた記憶があります。

卒業して地元大阪の朝青活動に専念し結婚した後は女性同盟で活動もしていました。

その後、劇団を自ら立ち上げ…今日に至るまで

「孤島の黎明」「大阪環状線」「ライン」「ゆらぐ」「424の風」そして今回の「金銀花永夜」

かわいい二人の娘の母であり…座長であり…すんごいですね(*゜▽゜ノノ゛☆
(※ちなみに旦那様がこれまた素晴らしい方です。)



高校2年からの彼女との腐れ縁ぶりを書けばきりがないのですが…

尊敬できる存在です。。。目の前では口が裂けてもいえませんが( ̄ー ̄;



そして実は「金銀花永夜」の作・演出は、「十の果て」の金哲義さんなんです。

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「十の果て」を観ての感想は一言で言えば…「しびれた」(☆。☆)です。

在日の物語は「ノンフィクション性」にこだわる傾向があるなか完全なる「フィクション」です。

舞台は朝鮮戦争前夜…

朝鮮の魔物が登場して朝鮮人民解放軍の男と殺陣をするわけです!!おおーーΣ(・ω・ノ)ノ!

詳しく書けないのが残念ですが…

そこにリアリティーが存在するんです。

金哲義さんとは、タルオルムを通じて知り合ったのがきっかけです。

「晴天長短」という作品をはじめて観てハマりました。そのあと「ボクサー」そして今回の「十の果て」を観たんですが…

金哲義さんは、今後必ず在日を代表する作家・演出家になる方だと思います。

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今週「若手演出家コンクール」決勝戦にエントリーされています。

作品は「晴天長短」です。

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3月5日12時~と3月6日16時~の2回行われます。
下北沢「劇」小劇場

僕は今のところ3月5日に行く予定です。

その日空いてるな~とか興味がある方は是非観て下さい!!

絶対後悔しませんグッド!