背景とスタンス | park42

背景とスタンス

さて日曜日には茨城県は水戸に行ってきました。

朴英二ブログ
「茨城同胞新春の集い2011」

地元の西横浜~北海道~茨城と3回目。。。

地元は毎年参加していますが、2009年,2010年民族フォーラムに携わったことで茨城と北海道に呼んで頂けることが
なによりも嬉しい限りです。

今回は、平壌国際映画祭で受賞した時の話をさせて頂きました。

茨城の同胞たちの歴史が詰まった「未来を諦めなかったものたち」を平壌の人達がどのように観てどのように感じたのか…

その時感じたことを直接茨城同胞に伝えることが出来た事がなによりも嬉しかった。。

このような機会をもうけて頂き本当にコマッスンミダ!!

「新春の集い」では、いろんな催し物が披露されました。

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茨城朝鮮学校「若手男性教員」による歌。。

いつも仲良くさせて頂いている先生方ですが、イケメン揃いですよね(*^ー^)ノ

茨城に限らず朝鮮学校の男性教員は、肉食系…いやいや体育会系のりの先生方が比較的多いいんです。

なんせ熱心ですし…生徒たちにとっても兄のような存在のような気がします。

僕も…実は、朝鮮学校の先生になるのが夢でした。。

まだその夢はかなえられていません。。



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茨城朝高声楽部!!

「まとう」をつくろうと思ったきっかけをくれた学生たちです!!

昨年も茨城県コンクールで金賞を受賞したそうですヾ(@°▽°@)ノ

高校3年生の子たちはもう卒業ですが…これからも歌を愛し頑張ってほしいと願います!!



茨城は日立市出身の東京朝鮮歌舞団のメンバーである金愛美さん!!

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司会と歌を披露してくれたんですが…

いや~泣かされ。゚(T^T)゚。ましたね~

司会も歌も抜群なんですが。。。

どんなに有名な歌手でも与えられない感動というものが存在するんですね。

それはその本人が持つバックボーンから生まれてくる偽りのない心です。

そこに感動と涙があるんです。



映画も同じだと思うんです。

何を作ったかはもちろん大切ですが…誰が作ったかもすごく大切なんですね。

商業映画の世界ではしばしこんな事も言われています。

「監督は誰がやっても同じ…」

しかし

決してそうであってはいけない。

「嫌われ松子の一生」や「告白」の中島哲也監督のように独自の世界観を持っています。

中島哲也監督の背景ももっと知ってみたいと思うこの頃です。



話はそれてしまいましたが、

今回の集いに参加しいろんな事を感じました。

なによりも立ち位置いわゆる「スタンス」ですね。

人を育てるのは「社会」であるという事。

誤解なきように…家族も社会ですね。

人は肯定と否定の繰り返しの中で成長するんだと思います。

自分を育ててくれた社会に恩返しをしたい!貢献したい!

こう思うのはとても自然なことだと思うんです。

社会自体は人間の作り上げたものであるからゆえに、未完成で未成熟であることは間違いない。
自分自身がそうであるように。。。

否定から生まれる負のパワーでも人は成長していきます。

そして自身が肯定できる社会を探します。

肯定できる居場所を失った人に待っているのは…孤独のみです。



出来る限り肯定の中で成長していきたいと思うんです。

同じ釜の飯を食った仲間たちとともに成長したいと。。。

しかし否定せずには開けない道があるのも事実だと思います。

そのバランスをいつも模索しているわけです。

「こんなんで本当にいいのかな~σ(^_^;)」

と自問自答を繰り返し生きていくんです。

もしかしたら死ぬまで答えは見つからないかもしれないですね…

そうしてニヒリズムは生まれてしまうんですが(;´▽`A``

…でも模索をするのは、一見苦痛にも見えますが…視点を変えれば楽しみだと思うんです。

楽しみながら模索して生きていく…

それこそが人生ではなかろうかと思うんです。。